米シエラネバダ山脈を「冬の嵐」が直撃 各地で強風と大雪 都市圏には洪水の恐れ
米カリフォルニア州東部を縦貫するシエラネバダ山脈が“冬の嵐”に見舞われ、ネバダ州との州境に近いタホ湖周辺の山岳部では12日までに120センチの積雪になるという予報が出た。AP通信によれば、雪崩警報も出ており、州都サクラメント近郊では大雪のために3万世帯が停電となっている。
風速は20メートルを超え、視界も不良となったために一部のハイウェーも閉鎖。マンモス・マウンテン・スキーリゾートでは11月初旬から3メートルの積雪となっていたが、そこにさらに25センチの雪が降り積もる状態となった。
なおこの大雪の影響で、サクラメントやサンフランシスコといった都市圏には、融雪後の洪水に注意するようにという勧告が出ている。
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