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【ACLE】町田“お家芸”ロングスロー&堅守でアジア4強の快挙! 完全アウェーでサウジ王者撃破

[ 2026年4月19日 03:30 ]

ACLE決勝トーナメント準々決勝   町田1―0アルイティハド ( 2026年4月17日    サウジアラビア・ジッダ )

<町田―アルイティハド>前半、先制ゴールを決め祝福される町田・イェンギ(右)
Photo By 共同

 サッカーのACLE決勝トーナメント準々決勝が17日に行われ、町田はサウジアラビア王者のアルイティハドとの接戦を1―0で制し、大会初参戦で4強入りを果たした。前半31分、チームが武器とするロングスローの流れからFWテテ・イェンギ(25)が決勝弾。黒田剛監督(55)の指導で磨いてきた守備で1点を守り抜いた。21日の準決勝ではブリラム(タイ)―アルアハリ(UAE)の勝者と対戦する。

 黒田サッカーが中東勢にもさく裂した。前半31分、飛び道具のセットプレー攻撃を仕掛ける。右サイドのスローインでDF林がペナルティーエリア中央まで投げ入れるロングスローを披露した。DF岡村が頭で後方へそらし、FWエリキが右足ヒールでつなぐ。最後はイェンギが左足で押し込み「練習でやってきた形を出せた。みんなで取ったゴール」と言えば、黒田監督は「ロングスローの戦術はまだ世界に浸透していない。(相手は)不慣れな守備だった」と満足げだった。

 先制後は猛攻を受けたが、自慢の守備陣がシャットアウトした。岡村はモロッコ代表の長身FWネシリを封じ「無失点で終われてホッとしている。大きな一歩」と充実の表情。黒田監督が徹底してきた球際の強さ、攻守の切り替えの早さが中東勢にも通用することを証明した。

 クラブは大会初出場ながら守備陣にはGK谷、DF昌子、MF中山といった日本代表経験者が並ぶ。集中開催地のサウジアラビアに乗り込む前には、中東での試合経験があるメンバーが意見を集約し、暑熱対策などをチーム内で共有。経験豊富なメンバーがいることで、完全アウェーの敵地でも大きく乱れることはなかった。

 クラブはビジョンに「町田を世界へ」を掲げる。藤田晋社長がクラブ経営に参画した時から目標だったアジア制覇まで、あと2つ。黒田監督は「選手一丸の頑張りに、敬意を表したい。もっと上を目指していく」と頂点を見据えた。

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