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新潟 30周年記念試合で7試合ぶり90分以内勝利 船越監督「やり続けるし、まだまだ先はある」

[ 2026年4月19日 04:00 ]

前半、先制ゴールを決めるモラエス
Photo By スポニチ

 「明治安田J2・J3百年構想リーグ」の第11節が18日に行われ、J2新潟は新潟市内のデンカビッグスワンスタジアムで今治戦に臨み、1―0で7試合ぶりに90分以内で勝利した。96年に法人設立したクラブの「30周年記念試合」と題した一戦で、前半42分にFWマテウス・モラエス(25)が得意の左足で今季5得点目となる決勝ゴール。次節は25日で、再びホームでFC大阪と対戦する。

 エースの一撃がクラブの法人設立30周年記念試合に勝ち点3をもたらした。畳みかけるような攻撃を展開していた前半42分。モラエスがペナルティーエリア外から得意の左足を振る。コントロールしたシュートでネットを揺らし「ゴールよりチームが勝ったことがうれしい。本当に、勝ち点3は特別な気持ち」と大きく胸を張った。

 前節の高知戦は「体の調子が悪くて」とベンチ外だったが、オフを返上するなどしてコンディションを上げてきた。4日の金沢戦でJ1だった昨年6月15日の横浜M戦以来、ホームでは293日ぶりの公式戦勝利を挙げたが、PKでの勝利。試合前にブルーナ夫人に「PKではなく勝ちきるように頑張る。自分にできることは全部やる」と伝えた言葉を実践した。

 勝ち点3は7試合ぶり。過去5試合は計3得点と攻撃が停滞していた。そこで今節に向けた最初のミーティングは普段よりも長い時間をかけた。「(リーグ)前半戦で良かったプレーを振り返って、チームで確認して意見も言い合った」と主将の藤原奏。意思統一ができ、この日は迷いなくゴールに迫る場面が増えた。モラエスは「チームの進化を感じた」とうなずいた。

 「記念すべき試合でサポーターとともに喜びを分かち合えたのが何より」と感慨を込めた船越優蔵監督は「選手は少しずつ変わっている。やり続けるし、まだまだ先はある」とさらなる成長を誓う。ここから上昇気流に乗り、チームとしての成熟度を上げていく。
(西巻 賢介)

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