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水戸、リーグ初“茨城ダービー”で金星!PK戦制し鹿島撃破 樹森監督「非常に価値がある」

[ 2026年4月5日 05:10 ]

明治安田J1百年構想リーグ第9節   水戸1-1(PK4-2)鹿島 ( 2026年4月4日    Ksスタ )

<水戸・鹿島>PK戦で勝利し喜ぶ水戸イレブン(撮影・西海健太郎)
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 明治安田J1百年構想リーグは4日、各地で4試合が行われ、J公式戦で初めて実現した「茨城ダービー」で水戸が鹿島を破った。前半34分にFW渡辺新太(30)のゴールで先制。後半に退場者を出し、終了間際の失点で90分勝利を逃したが、1―1から突入したPK戦を4―2で制した。首位の鹿島は連勝が7でストップ。千葉は東京Vに3―2で競り勝った。

 簡単には勝たせてもらえない。1点リードの後半14分にDFダニーロが2枚目の警告で退場。防戦一方となっても水戸は10人で耐えた。だが同追加タイムの最終盤、MF大崎がペナルティーエリア内で痛恨のハンド。土壇場でPKを決められた。

 それでも執念は実る。今季5度目のPK戦。GK西川が先蹴りの鹿島MF知念のキックを左に跳んで止めた。直後、1人目に指名された大崎は迷いなく左足を振った。ボールは日本代表GK早川の手をかすめてゴール右隅へ。続く3人も成功し、決着がついた。樹森監督の揺るぎない信頼に応えた27歳は「自分の不用意なプレーでPKを招いてしまったが、目の前で西川が止めてくれた。自分さえ決めれば勢いがつくと思った」と胸をなで下ろした。

 2週間の中断期間で鹿島対策を徹底。序盤から高強度のプレスで攻撃を封じ、警戒してきたセットプレーでも隙を与えなかった。過去に“J2のお荷物”ともやゆされたクラブが、J1最多優勝の王者に真っ向から立ち向かった。樹森監督は「どうしてもアントラーズの下の2番手という茨城県の構図があった。PKであろうとダービーを勝ち切れたことは、僕らにとって非常に価値がある」とその意義を強調した。

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