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【U23アジア杯】日本が連覇!中国を圧倒4発 大岩監督、パリ五輪世代率いた24年に続きアジア制覇導く

[ 2026年1月25日 01:50 ]

サッカー・U―23アジア杯サウジアラビア大会決勝   日本4―0中国 ( 2026年1月24日    サウジアラビア・ジッダ )

U23代表の大岩監督
Photo By スポニチ

 U―23アジア杯サウジアラビア大会は24日、ジッダで決勝が行われ、日本が中国に4―0で勝利し、2大会連続3度目の優勝を果たした。U―23の大会ながら28年ロサンゼルス五輪を見据え、招集全23人を05年以降生まれのU―21世代で編成。大岩剛監督(53)は第1次政権でパリ五輪世代を率いた前回24年カタール大会に続いてアジアを制した。

 最後まで主導権を譲らなかった。前半に大関友翔(川崎F)、小倉幸成(法大)がゴールを決めて前半2-0で折り返した日本。後半には相手ディフェンダーのハンドからPKを奪い、佐藤龍之介(FC東京)が冷静に左隅へ蹴り込み、3点目。さらに後半31分、こぼれ球を小倉が2得点目となるミドルを叩きこんで4点目を奪って試合を決定づけた。

 試合後、大岩監督は「我々のプラン通りに選手たちがやってくれて、優勝できたのは選手が成長した証し。いろんなことを吸収しながら経験を積みながら成長していった」と称えた。

 勝因については「中国は非常に守備が固いチーム。先制できて、立て続けに2点目を取れたことが大きかった」と振り返った。

 そして、2年後のロサンゼルス五輪に向けて「経験も含めて、一段階、二段階もレベルを上げてほしい」と、選手たちのさらなる成長を期待した。

 大岩監督は8強に導いた24年パリ五輪から続投し、昨年7月から28年ロサンゼルス五輪を目指す第2次政権が始動。キーワードに「継続と一貫」を掲げ、第1次政権と同じく4―3―3を基本布陣に攻守に切れ目のない連係を叩き込んできた。

 編成面では海外クラブやJクラブ所属はもちろん、「若手枠とか飛び級枠という考えはない」と話すように、所属や年齢に関係なく、高校年代から大学生、世代別代表に縁がなかった選手まで幅広く招集。昨秋までは当時のU―20日本代表を率いていた船越優蔵監督(現J2新潟監督)と連携しながら戦力底上げに向けて強化してきた。五輪開催期間は国際サッカー連盟(FIFA)が定めるインターナショナルマッチウイーク(IW)ではないため、招集には各クラブの派遣許可が必要。パリ五輪でMF久保建英ら当時の世代中心選手をクラブ事情で招集できなかった中で8強に導いた経験も生かし、選手層を拡大し続けている。

 大岩監督は目標とするメダル獲得はもちろん、日本サッカー界のために育成方針もぶれない。活動中は常々「A代表経由の五輪」や「A代表基準」「選手の個人昇格、A代表に向けての成長が重要」と伝えている。

 今大会の結果がロス五輪最終予選のポット分けに反映される。ロス五輪から12チームで争う方式に変わり、アジアの出場枠が2枠に減るが「プロセスがどうであろうと、そこ(アジア制覇)に向かっていく」と指揮官。2年後の大舞台へ着実に歩みを進める。

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