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鹿島王手!松村弾で堅首 9年ぶりの頂点&国内20冠へ6日ホームでVS横浜M 2年連続最終説決着へ

[ 2025年12月1日 05:30 ]

明治安田J1リーグ第37節   鹿島1-0東京V ( 2025年11月30日    味スタ )

<東京V・鹿島>後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島・松村(左)(撮影・西海健太郎)
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 明治安田J1リーグは各地で10試合が行われ、首位の鹿島は東京Vを1―0で下し、16年以来9年ぶり9度目の優勝に王手をかけた。後半29分に途中出場のMF松村優太(24)が値千金の決勝ゴールを決めた。6日の最終節は鹿島が横浜Mをホームに迎え撃つ。

 鹿島ベンチにいた全員が飛び出した。喉から手が出るほど欲しかった先制点は、後半29分に生まれた。速攻からFWレオ・セアラが強烈なシュート。GKマテウスがはじいたボールが高く跳ね上がる。「いい具合にこぼれてきた」。DFと競り合いながら、松村は無我夢中で左足を伸ばした。「腕がちぎれようが、肉離れしようが、脚を伸ばそうと思っていた」。執念で押し込んだ1点で、国内通算20冠目に王手をかけた。

 柏の結果次第で優勝が決まる可能性もあった一戦。鬼木監督が「見えないプレッシャーがあった」と認めたように、前半は躍動感に欠けて東京Vに主導権を握られた。重苦しい空気が続いた後半9分、松村に声がかかった。「守備でも攻撃でも迫力を出すこと」。投入直後、まずは守備で快足を飛ばす。中盤でボールを奪うと、応援のボルテージが上がり、チームも勢いを取り戻した。

 静岡学園時代に高校日本一に輝き、20年にMF荒木らと鳴り物入りで入団した。だが定位置をつかめず、クラブも18年ACLを最後に無冠が続いた。昨夏は出場機会を求めて東京Vに期限付き移籍。「得たものは想像以上に大きかった」。今季はプレーに迷いが消え、途中出場を中心に3得点5アシスト。唯一無二のスーパーサブになった。

 最終節は横浜Mとの名門対決。「入団して6年間、タイトルにかすりもしなかった。申し訳ない気持ちもある。勝ってホームで優勝したい」。既にチケットは完売。常勝軍団復活へ、機は熟した。

 ≪16度目クリーンシート GK早川神セーブ≫日本代表GK早川の神セーブが勝利を引き寄せた。前半32分、FW松橋にペナルティーエリア内を突破される絶体絶命のピンチも、右下に飛んだシュートを超人的な反応で防いだ。鬼木監督も「素晴らしかった。失点していたら流れは相手に傾いていた」と称賛したビッグプレーだった。森保ジャパンでは11月シリーズ2試合に出場。今季16度目のクリーンシートを達成した守護神は「代表で吸収できたものがある。ギリギリまで我慢して動かなかったから手を出せた」と充実感をにじませた。

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