×

柏・細谷の初ハットで逆転V望み 6戦ぶり先発の“切り札”が2年ぶり2桁得点「勝っていい締めくくりに」

[ 2025年12月1日 05:30 ]

明治安田J1リーグ第37節   柏3―1新潟 ( 2025年11月30日    デンカS )

<新潟・柏>後半、ハットトリックとなる自身3点目のゴールを決め、サポーターからの声援に応える柏・細谷(右)(撮影・松永 柊斗)
Photo By スポニチ

 明治安田J1リーグは各地で10試合が行われ、首位の鹿島を勝ち点1差で追う2位柏は新潟に3―1で快勝。FW細谷真大(24)が自身初のハットトリックを決め、11年以来の逆転Vに望みをつないだ。6日の最終節は町田をホームに迎え撃つ。

 柏はFW細谷が大暴れで最終節での逆転Vに望みをつなげた。3試合ぶりの得点を皮切りに、プロ6年目で初のハットトリックを達成。今季11点目で2年ぶりの2桁得点にも到達し「取りたいと思っていたのでやっと取れたなっていう気持ち」と汗を拭った。

 6試合ぶりの先発で自ら「肝になった」と振り返るのは、前半20分の先制点だ。スルーパスに抜け出し、ペナルティーエリアでボールを受けると、間合いを読みながら体を反転させて右足シュート。「最初のタッチで打てなかったけど、いいシュートになった。とっさの判断でイメージ通り」。相手DF3人に囲まれても冷静だった。同45分は滑り込みながら押し込み2点目、後半10分には絶妙なコントロールショットで3点目を決めた。

 ハットトリックへの思いが強く刻まれたきっかけは、フランス代表FWエムバペ。22年W杯カタール大会決勝で3得点を挙げ、得点王に輝いた姿を画面越しに目に焼き付けた。「決勝でハットトリックを決めて得点王にもなる勝負強さが自分にも欲しい」。常にイメージしてきた爆発力を、大一番で見事に体現。今月の代表活動は選外だっただけに、来年のW杯メンバー入りへ得点こそが何よりのアピールとなる。

 今季出場35試合のうち先発は12試合。「最初は不満もあった」と言う。それでもリカルド監督と話し合いを重ね、切り札という役割の重要性を認識し、悔しさを胸に「結果で見返すことが原動力」と誓っていた。泣いても笑っても残り1試合。「勝っていい締めくくりにする」と細谷。アカデミーから育ってきたクラブを頂点に導く一撃はイメージできている。(滝本 雄大)

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2025年12月1日のニュース