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カボベルデがW杯初出場 大会史上2番目に少ない人口60万人 滋賀県並み面積の小国が勝ち取った

[ 2025年10月14日 03:05 ]

W杯アフリカ予選D組   カボベルデ3―0エスワティニ ( 2025年10月13日    カボベルデ・プライア )

W杯のトロフィー
Photo By スポニチ

 2026年W杯北中米大会アフリカ予選でカボベルデが初出場を決めた。ホームで行われた最終戦でエスワティニに3―0で快勝。7勝2分け1敗の勝ち点23で2位カメルーンを4差で突き放し、D組首位を確定させた。

 アフリカ大陸北西沖に位置する島国のカボベルデは1975年にポルトガルから独立。面積4033平方キロメートルは滋賀県並みで、人口60万人は2018年ロシア大会に出場したアイスランドの33万人(当時)に次いでW杯史上2番目に少ない。

 1986年の国際サッカー連盟(FIFA)加入当初は年間2試合程度で1992年12月にランキング制度が導入された際は135位。2000年4月には同国ワーストの182位まで順位を落とした。しかし、カボベルデにルーツを持つ選手の“発掘”を続けて代表を強化し、初出場した13年アフリカ選手権でいきなりベスト8入りした。14年2月には同国史上最高となるランク27位まで順位を上げ、強化も継続。初のW杯出場につなげた。

 6チームで争われた今予選は第3戦でカメルーンに敵地で1―4と完敗し、首位のグループ本命に対して勝ち点3差の4位と出遅れた。しかし、そこから4連勝で迎えたリターンマッチに1―0で勝利。勝てば突破の可能性があった8日のリビア戦は3―3の引き分けで足踏みしたが、最終戦を制して堂々の自力突破を果たした。

 アイルランド1部の強豪シャムロックでセンターバックを務めるロペスは、アイルランド生まれながら父の出身国であるカボベルデの勧誘を受けて代表入り。現代表はポルトガルやフランス生まれの選手も含まれ、ロッテルダムにカボベルデ移民のコミュニティーがあるオランダ生まれは6選手がいる。カメルーンとの第8戦で決勝点を挙げ、出場決定の最終戦でも先制点を叩き出したFWリブラメントもその1人で昨季セリエAのベローナで29試合に出場し、今季はポルトガル1部カザピアに期限付き移籍。欧州で活躍する選手が増加する中で初のW杯出場を勝ち取った。

 アフリカ予選は9組に分かれたリーグ戦で各組1位が出場権を獲得。各組2位の中で上位4チームがプレーオフに進出し、勝者が大陸間プレーオフに進む。カボベルデはモロッコとチュニジア、エジプト、アルジェリア、ガーナに続くアフリカ6カ国目の予選突破となった。

 【W杯出場を決めている国】

 ▼開催国=米国、メキシコ、カナダ

 ▼アジア=日本、イラン、ウズベキスタン、韓国、ヨルダン、オーストラリア

 ▼オセアニア=ニュージーランド

 ▼南米=アルゼンチン、ブラジル、エクアドル、ウルグアイ、コロンビア、パラグアイ

 ▼アフリカ=モロッコ、チュニジア、エジプト、アルジェリア、ガーナ、カボベルデ

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