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崖っぷちの新潟 J1残留を信じるホームのサポーターに勝利を届けられず、12試合勝ちなし

[ 2025年9月24日 07:18 ]

<新潟・名古屋>試合終了後にサポーターにあいさつする選手たち
Photo By スポニチ

 明治安田J1リーグ第31節が23日に行われ、新潟はホームで名古屋と0―0で引き分けた。連敗は4で止めたが、勝ち点1を積んだだけで順位は最下位のまま。左サイドを中心に攻撃を仕掛けてシュート10本を放ったが、人数をかけて守ってきた相手守備陣を崩せずに4戦連続で無得点に終わった。これで12試合勝ちなし。次節は27日、アウェーでG大阪と対戦する。

 1万9673人が駆けつけたスタジアムで、ゴールを、勝利を目指した。サポーターの後押しを受けて最後まで攻めたが、4戦連続で無得点。わずかな可能性が残るJ1残留へ向け、欲しかった勝ち点3は奪えなかった。

 前節から中2日。しかもデーゲームで、残留が確定していない名古屋の長谷川健太監督は試合後の会見で「勝ち点を持って帰る戦い方に終始した。石橋を叩いて渡らないといけないと思っていた」と話し、いつも以上に守備重視で戦った。

 その相手に対して主導権は握った。クロスを入れ、はじかれても回収して2次攻撃を展開。後半は左サイドからDF橋本がアーリークロスを入れ、途中出場のMF奥村が何度も敵陣深くに進入した。だがゴール前での迫力や質は伴わなかった。「みんな慌ててバタバタしている。練習はしているが、ゲームになると勝ちたい気持ちで焦りが出ている」と奥村。サイドをえぐっても切り返してからのラストパスや、ミドルシュートも少なかった。

 前節、残留を争う横浜FCとの直接対決に敗戦。敵地に駆けつけたサポーターの「俺たちは移籍できない、新潟しかない」という熱い思いを直接聞き、選手はもう一度、気持ちを奮い立たせた。前日には中野幸夫社長が「誰一人、下を向かずに頑張ってほしい」と選手らに声をかけた。DF早川は「短い間でもポジティブなアクションが増えた」と言い、チーム全体で懸命に走り、守備では最後に勝利した6月15日の横浜M戦以来、12試合ぶりの無失点につなげた。

 ただ、得点できなければ勝ち点3は得られない。これで12試合勝ちなし。入江徹監督も「同じ攻撃を繰り返しても、相手は対応してくる。もう一つ工夫、もう一手間を意識しないといけない」と危機感を募らせる。中3日で迎える27日のG大阪戦までに、どれだけ改善できるのか。このままでは終われない。
(西巻 賢介)

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