×

鹿島 3発快勝で堅首&3連勝も満足せず 植田「優勝してやっとホッとする瞬間が生まれる」

[ 2025年9月24日 05:00 ]

明治安田J1第31節   鹿島3ー1C大阪 ( 2025年9月23日    メルスタ )

<鹿島・C大阪>後半、ゴールを決めた鹿島・松村(右)(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 明治安田J1リーグは各地で10試合が行われ、首位の鹿島はC大阪を3―1で下して連勝を3に伸ばした。DF植田直通(30)が2得点を演出して逆転勝利に貢献、勝ち点を61に伸ばした。3連覇を狙う神戸はFW大迫勇也(35)が先制ゴールを決めるなどホームで東京Vに4―0で快勝し、2位に浮上した。

 鮮やかな逆転勝ちで、鹿島が首位をがっちりキープした。演出したのは最終ラインを支える植田だ。先制された直後の前半31分。敵陣でこぼれ球を拾うと、スピードを上げて自ら右サイドに持ち出す。「自分でクロスを上げるチャンスがあったので勝負しようと思った」。ゴール前に視線を送り、右足で正確なクロス。これをMF知念が頭で叩き込んだ。鬼木監督が「試合のターニングポイントだった」と振り返った同点弾だった。

 1―1で折り返した後半8分には、前線に狙い澄ましたロングボールを供給。抜け出したFWレオ・セアラがGKとの1対1を制して勝ち越し弾を奪った。「レオがスペースに要求していたので、しっかりといいボールを出すことができた」。守備職人の右足から逆転劇が生まれた。

 首位にいても誰も笑わない。浦和戦を制した前節は主導権を相手に握られ、FW鈴木は「5試合やったら4試合負けている試合」と切り捨てた。理想からほど遠い危機感と飽くなき向上心がチームを突き動かし、鬼木監督も「みんな内容には納得していないような雰囲気はありますけど、それは逆にいいこと」とうなずく。

 後半23分、途中出場のMF松村がクラブ通算1900点となるとどめの記念弾を決めたのも強さの象徴となったが、それでも植田は「この勝利に誰も納得していない。優勝してやっとホッとするような瞬間が生まれてくる」と表情を崩さなかった。勝って反省を繰り返した先に、9年ぶりのリーグ制覇がある。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2025年9月24日のニュース