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新潟 鬼門の敵地で浦和に善戦も0―1敗戦 J1残留への道のりはさらに険しく

[ 2025年9月1日 04:30 ]

明治安田J1リーグ第28節   新潟0―1浦和 ( 2025年8月31日    埼玉ス )

<浦和・新潟>浦和に敗れ、悔しさをにじませる藤原(中央)ら新潟イレブン(撮影・木村 揚輔)
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 明治安田J1リーグ第28節が31日に行われ、アルビレックス新潟はアウェーで浦和に0―1で敗れ、2連敗。これで9試合勝ちなし(1分け8敗)となった。前半30分に先制点を献上。後半はFWブーダ(26)らが決定機を決めきれず、4試合ぶりの無得点で、そのまま逃げ切られた。順位は最下位のまま。次節は13日、ホームで清水と対戦する。

 あと1点、あと一歩がどうしても届かない。J1での過去の対戦成績が1勝8分け24敗の天敵に対し、前半に先制を許しながらも、後半は優勢に試合を進めた。決定機もあった。しかし、ネットは揺らせなかった。8月は未勝利に終わり、直近は1分け8敗で9試合勝利がなく、残りは10試合。新型コロナウイルスに感染した入江徹監督に代わって指揮を執った吉本岳史ヘッドコーチは「10試合しかないと考えるのか、10試合もあると考えるのか。最後の最後まで諦めていない。まだチャンスはある」と必死に前を向いた。

 9試合連続の前半の失点で劣勢に立たされた。前半30分、相手のビルドアップにうまくプレスがはまったかに見えたが、中盤で堀米、船木が奪いきれずにカウンターのような形になって最後はサヴィオに決められた。「自分が潰せていたら何事もなかったシーン」と悔しがる船木は「守備のオーガナイズ(組織化)はまだ課題がある」と失点が続く要因を口にした。

 勝ち点は20のままで最下位。20チームで戦ったJ1で、昨季18位の磐田が勝ち点38で、残留圏内である17位の柏が同41。J1に生き残るための目安を勝ち点40とすると、チームが置かれた立場がどれだけ苦しい状況であるかが分かるが、上位陣との戦いが続いた8月と違い、9月は残留を争う横浜FCや名古屋など下位チームとの対戦が続く。

 後半は守備で隙を見せることなく、両サイドから攻め続けた。特に4分に堀米のインターセプトからブーダの決定機を迎えるなど、これまでの新潟らしく相手を自陣に押し込んで2次、3次攻撃を仕掛け、好機を何度もつくった。「全体のやるべきことが合ってきた。サポーターの反応を見ても、やっていることは間違っていない。この戦い方を突き詰めて細部にこだわってプレーできるか」と堀米。泣いても、笑っても、残りは10試合。攻撃的な姿勢を続けるしかない。(西巻 賢介)

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