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最下位からJ1残留圏内を目指す新潟・島村 ゲームチェンジャーとしてチームの停滞ムードも変える

[ 2025年8月29日 04:30 ]

試合の流れを変える役割に期待がかかる新潟・島村
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 リーグ戦の残り11試合で最下位からJ1残留圏内を目指すJ1新潟のMF島村拓弥(26)が、試合の流れを変える「ゲームチェンジャー」になる。7月の加入から全4試合で後半の途中から出場し、攻撃の活性化を託されてきた。31日にアウェーで行われる浦和戦ではゴールに絡み、試合だけでなく最下位に低迷するチームの流れも変える。

 左利きのドリブラーが、チーム状況を上向かせる。加入から4試合で“ジョーカー役”を任され、終盤での得点やアシストが期待されている島村も自覚は十分。「結果として勝てていない。シュートを打つ、決定的なパスを出すことをもっとやらないといけない」と試合を動かすプレーに集中力を高めている。

 入江徹監督が「独特なリズムのドリブルがある」と評するアタッカーは、これまで後半15分ごろから出番を得てきた。前節の鹿島戦では1―1の場面で投入され「同点で出ている以上、試合を決定づけないといけない。攻撃で違いを出すところは求められている」と、右サイドハーフながら左サイドにも流れてボールを呼び込むなど相手を混乱させた。

 ただ、チームとしてチャンスメークは左サイドがメインだったこともあって、得意の右サイドで守備を切り裂くドリブルを披露する機会は少なかった。プレーの時間や回数が限られているのはジョーカーの宿命。その中でも「次は得点につながるプレーをしたい」と言葉に力を込める。

 17年から当時J2だった京都でプロ生活を始め、ブラジルのクラブや今治、熊本を渡り歩き、新潟は8チーム目。「新潟はいい人が多いし、雰囲気もいい」と居心地はいい。その一方で「難しい状況では選手同士の要求はもっとしていかないといけない。マイナスなことだけじゃなくてプラスの鼓舞するところも含めて必要」と残留圏内に浮上するために足りない部分も感じている。

 聖籠町のクラブハウスには現在、サポーターの寄せ書きが入ったフラッグが飾られている。「絶対残留!」などのメッセージを見て、加入からまだ1カ月ほどの島村も「うれしいし、期待に応えないといけない」と誓う。残りは11試合。新潟での初ゴール、初アシストを決め、チームにいい流れをもたらす。(西巻 賢介)

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