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なでしこリーグは8月30日に再開 残り7試合に向けた各チームの思いは?

[ 2025年8月29日 12:00 ]

リーグ再開後の初戦で首位名古屋と2位伊賀FCが激突 ©J.LEAGUE
Photo By 提供写真

 2025プレナスなでしこリーグ1部は約2カ月の中断期間を経て、8月30、31日の第16節から再開する。中断期間中、各チームにアンケートを実施。ここまでの感想や残り試合に向けた意気込みなどを聞いた。

 朝日インテック・ラブリッジ名古屋は第10節以降、首位をキープ。11勝3分け1敗で、勝ち点8差をつけて中断期間を迎えた。1点差で勝つ試合が8試合あり、磯村健監督は「粘り強い守備」をポイントに挙げた。「リーグ戦を戦いながら選手たちが自ら話し合ってつくり上げた、とても価値のあるストロングポイント」と捉えている。中断期間で選手の入れ替えもあったが、悲願の初優勝に向けチームはまとまっている。

 伊賀FCくノ一三重は開幕から上位を維持し、8勝4分け3敗で2位。21年以来の優勝を狙える位置につけている。MF常田麻友主将は「セットプレーの失点が多い」と反省点を挙げながらも「前からの積極的な守備、球際の強さを活かした攻撃」に手応えを感じている。北村隆二監督は「一つ一つの試合が決勝戦のつもりで勝つ準備をします」とラストスパートを誓った。

 静岡SSUボニータは、首位と勝ち点10差の3位。昨年2部を制した岡山湯郷Belleから加入したFW横山久美はリーグ2位の9得点を挙げ、昨季得点王のFW土屋佑津季は6得点で4位。得点力が最大の武器だ。本田美登里監督は「地域の活力のためにも勝ち点を積み上げて行きたい。2年連続得点王を送り出したい」と圧倒的攻撃力で上位キープを目指していく。

 昨季は初の1部で優勝を飾ったヴィアマテラス宮崎は、3連敗スタートから徐々に盛り返し、4位まで浮上してきた。「強度の部分で相手より走ることがストロングポイント」と捉えている水永翔馬監督は「まだ優勝の可能性はある。一戦一戦しっかりと戦い7連勝目指して頑張ります」と勝ち点13差からの逆転を見据えている。

 ASハリマアルビオンは11位と低迷した昨季から躍進。第4節で首位に立つなど5位と踏ん張っている。DF小島美玖主将は「チームとしての成長を感じられる。昨年からスタイルも変わりましたが、チームとしても個人個人でもできることが増えていて、良い経験ができている」と感じている。

 スフィーダ世田谷FCは第3節まで首位に立っていたが、第7節から6試合勝ちなしが響いて6位。その中でもFW堀江美月がリーグトップの12得点を挙げている。就任1年目の川嶋珠生監督は「中断期を利用して組織力が上がった手応えは感じているので、大切に戦っていきたい」と巻き返しを誓った。

 9年ぶり1部復帰の岡山湯郷Belleは7位。谷口博志監督は「多くの選手が得点に絡めているのは、いろいろな形での得点が生まれているということなので一つのポイント」とコメント。

一昨年の覇者・オルカ鴨川FCは8位。百武江梨監督は引き分け9試合に触れ「残りの試合で取りこぼしてしまった勝ち点をいかに取っていくか」をポイントに挙げた。

 昨季2位のニッパツ横浜FCシーガルズは9位と苦しんでいる。DF中居未来主将は「一瞬の隙を突かれた失点や点を決めきれないなど課題の残る試合が多かった」と振り返った。

10位の愛媛FCレディースの望月隆司監督は「失点が予想以上に多い」と課題を挙げつつ、首位の名古屋を破った試合について「攻守で分析や傾向、対策を準備した中で選手たちがしっかりプレーをしてくれた」と評価した。

 11位の日体大SMG横浜、12位のスペランツァ大阪はともに1勝。特別指定選手としてWEリーグ・仙台でプレーした日体大SMG横浜のDF朝倉加奈子主将は「失点数を減らすことが勝ち切る鍵になる」と見ている。中断前最後の試合で勝利を挙げたスペランツァ大阪の種田佳織監督は「1部残留に全てを懸けて戦います」と意気込んだ。

 8月31日は2位の伊賀FCがホームで首位の名古屋を迎え撃つ。伊賀FCが勝てば勝ち点5差、名古屋が勝てば初優勝へ大きく前進する大一番となる。

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