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神戸が薄氷の天皇杯4強 GK新井章太がPK戦で仁王立ち!!「勝ったと思いました」

[ 2025年8月28日 06:00 ]

天皇杯準々決勝   神戸1―1(PK4―2)相模原 ( 2025年8月27日    レモンガススタジアム )

神戸・新井章太
Photo By スポニチ

 4試合が行われ、J1勢のみが勝ち残った準決勝(11月16日)のカードは神戸―広島、町田―FC東京に決まった。前回王者の神戸はJ3相模原と対戦し、1―1からのPK戦を4―2で制した。GK新井章太(36)が存在感を発揮した。町田は鹿島とのJ1上位対決に3―0で快勝し、初の4強入り。広島は名古屋を4―2で退け、FC東京は2―1で浦和に逆転勝ちした。

 神戸の守護神は冷静だった。東洋大を下した4回戦に続いて格下に延長に持ち込まれ、PK戦に突入。延長120分間の戦いの中で相手GKバウマンが好セーブを連発していたが、新井は「特に何も思わなかったし、自分に集中していた。(PK戦?)勝ったと思いました。そのメンタルで臨んだので1本目を止められた」と胸を張った。

 PK戦1人目のDF高野のシュートは左足一本で執念のストップ。4人目のシュートも読み切ってミスを誘発した。今大会は3試合連続で延長戦に突入。PK戦までもつれ込んだのは初めてだったが「普段、息子とPK対決をしているので。その成果です」と家族のサポートに感謝した。吉田孝行監督は「どちらに転んでもおかしくない試合。精神的な柱で試合に出る時は結果も出してくれる」と殊勲のGKを称えた。

 来月からはリーグ戦と天皇杯だけではなく、ルヴァン杯とアジア・チャンピオンズリーグエリートが開幕する。狙えるタイトル全てを獲得するために勝利と戦力アップを目標に掲げる中、23日のリーグC大阪戦から先発10人を入れ替えた。今夏J2秋田から完全移籍で加入したFW小松も移籍後初得点を決めた。指揮官は「一つ結果が出たのは良かった。向上心のある選手なので、どんどん良くなっていく」と話したように、苦しみながらも明るい材料もあった。

 大迫や武藤、酒井ら主力を休ませつつ、2大会連続の4強入り。まだリーグ戦と天皇杯の2冠を制した昨年のような安定感はないが、それでもここ一番での勝利の執着心はチームに根付いている。

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