×

町田・増山が加入後初ゴール!CKからヘッド弾「うまく触れた」 鹿島撃破で4強入り貢献

[ 2025年8月28日 04:30 ]

天皇杯準々決勝   町田3ー0鹿島 ( 2025年8月27日    町田GIONスタジアム )

<天皇杯 町田・鹿島>後半、町田・下田(下)がゴールを決め喜ぶ(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 準々決勝が行われ、FC町田ゼルビアは鹿島に3―0で快勝し、初の4強入りを果たした。今夏に新加入したMF増山朝陽(28)が前半15分に右CKを頭で合わせて移籍後初ゴールとなる先制弾。日本代表を目指してJ2長崎から移籍したウインガーが存在感を放った。準決勝は11月16日に行われる。

 増山が待望の一発をねじ込んだ。前半15分、右CKにダイレクトで合わせるヘディングシュートで先制弾。「いいイメージがあった。うまく触れた」。ゴール前で絶妙なポジショニングで相手守備の隙を突き、キッカーのMF下田が蹴り込んだボールに狙いを定めた一発だった。

 先月16日の3回戦・J2富山戦以来、公式戦7試合ぶりの出場で「いつ出てもいいように準備はできている。チームを助けるために攻撃面で目に見える結果を出す」という覚悟を有言実行で示し、移籍後初得点。満面の笑みでベンチへ駆け寄ると、チームメートからもみくちゃにされる手荒い祝福を受けた。

 両ウイングをこなし、抜群のスピードを誇るドリブラー。移籍決断の理由は日の丸への強い思いだ。世代別代表の招集実績はあるが、これまでA代表とは縁がなかった。「サッカー人生で一度はA代表に入りたい。目に留まりやすいところで活躍すれば(目標に)近づく」。GK谷、FW相馬ら現日本代表勢が所属。28歳という年齢で初の代表入りを目指すこともあり、強い覚悟で飛び込んできた。

 だが、加入後は守備面で適応に苦しみ、出場機会に恵まれなかった。町田の守りは黒田監督が「途中から加入してパッとできるかと言うと、なかなか難しいくらい細かい」と話すほど規律や強度が高い。約2カ月間、必死に指揮官の指導にくらいつき、頭と体に染みこませる日々だった。

 ひたむきな姿勢が実を結び、この日は右ウイングバックで無失点にも貢献。指揮官が掲げる目標は「何か一つ大きなタイトルを持ち帰ってくる」。増山が悲願達成の切り札になる。

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

サッカーの2025年8月28日のニュース