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新潟 天皇杯で2年ぶりの16強へ FW若月が東洋大戦で存在をアピールする

[ 2025年7月16日 04:00 ]

東洋大戦で結果を残そうと意気込む新潟・若月
Photo By スポニチ

 サッカーの「第105回天皇杯全日本選手権」は16日に全国各地で3回戦が行われ、J1新潟はホームで東洋大(アマチュアシード)と対戦する。2年ぶりのベスト16進出を懸けた一戦で、ここまでリーグ戦はわずか出場3試合のFW若月大和(23)は右サイドハーフ(SH)での先発出場が濃厚。泥くさく、貪欲なプレースタイルを前面に出し、一直線にゴールを目指す。

 チーム加入から半年。ポゼッションスタイルの新潟ではプレーに迷いが生じ、力を発揮できていない。若月も「うまくいかないことだらけだった」と過去を振り返る。それでも自分を見失わず汗を流してきた。右SHでの出場が濃厚な東洋大戦は、出場すれば約3カ月ぶりの公式戦。「ギラギラ、がむしゃらにやるしかない」とあふれる闘志を隠さずに言った。

 元々は背後に飛び出す動きが得意なFW。だが、チーム事情もあってキャンプから右SHで起用されることが多く、動き方に戸惑い続けてきた。スピードを生かした裏への抜け出しと、ビルドアップへの関わりのバランスに悩み、同ポジションでJ1湘南に移籍したFW太田にも相談するなど、周囲の選手との距離感を模索。「徐々にできるようになってきた」と手応えを口にするまでに半年かかったが、ビルドアップは成長した。

 「自分は戦える選手」と断言する。入江監督は守備面でこれまで以上に球際での粘り強さを求めているが、それは得意とするところだ。6月下旬に指揮官が樹森監督から入江監督に交代となったが浮上の兆しは見えない。リーグ戦4連敗中のチーム状況も踏まえ「(4月の)神戸戦など、泥くさく戦った結果、勝てた試合がある。泥くささは必要」と強調。守備での貢献も忘れてはいない。

 何よりも「ゴールに飢えている」と目をギラつかせ「入江監督も1勝すれば気持ちも楽になる。普段、出ていない選手がやれば、いいアピールになる」と力を込める。巡ってきた好機をものにする。(西巻 賢介)

 ○…東洋大は関東大学リーグで現在6位。前新潟のDF稲村(セルティック)を擁した昨年に全日本大学選手権を制し、今大会はアマチュアシード枠で出場している。6月の総理大臣杯全日本大学トーナメント関東予選のアミノバイタルカップは準優勝。来季にJ1柏に加入内定で、左サイドバックのDF山之内佑成主将(4年)らがチームの中心だ。

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