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川崎Fの日本代表DF高井幸大 トットナムに完全移籍!「夢を叶えるために」2030年までの5年契約

[ 2025年7月8日 17:00 ]

高井幸大
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 サッカーのJ1川崎フロンターレに所属する日本代表DF高井幸大(20)がイングランド・プレミアリーグの名門トットナムに移籍することが8日、両クラブから発表された。

 高井は川崎Fの公式サイトを通じ「川崎フロンターレに関わるすべての皆さん、こんにちは。この度、トッテナム・ホットスパーに移籍することにしました。川崎フロンターレではサッカー選手としてだけではなく、人としても成長させてもらいました。ACLE決勝でのあの景色は忘れることはないですが、サウジアラビアで経験した以上のものを見るために今回決断しました。そして、これからは自分の夢を叶えるために頑張ってきます。本当にありがとうございました!」とコメントした。

 トットナムの公式サイトでも高井の獲得が伝えられ、契約期間は2030年までの5年間であることが明かされた。

 移籍金は非公表ながら英メディアでは500万ポンド(約10億円)と報じられ、Jリーグからダイレクトに海外移籍した日本人選手ではFW古橋亨梧(イングランド2部バーミンガム)が2021年夏に神戸からセルティック(スコットランド)入りした際の450万ポンド(当時約6億7500万円)を抜き、史上最高額となる。

 22年2月に川崎F史上最年少の高校2年でプロ契約を結んだ高井は足元の技術に加え、スピード、高さ、強さの三拍子がそろった1メートル92の大型センターバック。23年U―20W杯、24年パリ五輪に出場するなど年代別代表で順調にステップアップしてきた。昨季はJリーグのヤングプレーヤー賞にも輝き、今季もJ1でチーム最長の出場時間1906分を誇る。1年後のW杯北中米大会はもちろん長く日本代表を支えていく中心選手として成長が期待される。

 トットナムは昨季リーグ戦は17位に低迷したが、かつて横浜Fマリノスを指揮したポステコグルー監督(当時)の下で欧州リーグを制覇。今季は3季ぶりに欧州チャンピオンズリーグに出場する。昨季故障者が続出したトットナムのセンターバック陣はアルゼンチン代表ロメロにアトレチコ・マドリード(スペイン)移籍の可能性が報じられるなど去就が不透明。ルーマニア代表ドラグシンは1月から離脱が続く。オランダ代表ファンデフェンやオーストリア代表ダンソ、ウェールズ代表デービスらがいるが、流動的な要素が多く新加入選手にもチャンスはある。高井は移籍発表を控えた中で「スタメンを獲れば間違いなく代表でもスタメンでも出られると思う」と話しており、26年W杯メンバー入りに向けて大きな一歩を踏み出す。

 ◇高井 幸大(たかい・こうた)2004年(平16)9月4日生まれ、横浜市出身の20歳。リバーFCからU―12川崎Fに加入してステップアップ。高校2年でU―18所属だった22年2月にクラブ史上最年少でプロ契約。23年にJ1デビューし、24年に24試合2得点でJ1ベストヤングプレーヤー賞受賞。今季は22試合2得点。24年9月に日本代表でデビューし、国際Aマッチ4試合に出場。1メートル92、90キロ。利き足は右。

 ▽トットナム 英ロンドン北部を本拠地に1882年創設。旧1部時代の1951年と61年にリーグ優勝。FA杯は8度、リーグ杯は4度の優勝を誇り、63年に欧州カップウィナーズ杯制覇。昨季欧州リーグで旧UEFA杯時代を含めて3度目の優勝を達成。03年1~12月にMF戸田和幸が在籍。今季からデンマーク出身のトーマス・フランク監督が指揮。ホームはトットナム・ホットスパー・スタジアムで収容6万2850人。

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