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岡山が首位鹿島に逆転勝ち 日本代表MF佐藤龍之介が決勝点を呼び込む

[ 2025年6月29日 06:00 ]

明治安田J1リーグ第22節   岡山2―1鹿島 ( 2025年6月28日    県立カシマサッカースタジアム )

<鹿島・岡山>前半、試合に臨む岡山・佐藤(左)(撮影・西海健太郎)
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 岡山は鹿島に2―1で逆転勝ちした。日本代表MF佐藤龍之介(18)はドリブル突破から後半14分の決勝点を呼び込んで首位撃破に貢献した。来月7日開幕のE―1選手権(韓国)の日本代表は同3日に発表予定。メンバー入りが期待される選手が躍動した。

 J1初挑戦の岡山の勢いがJ1最多20冠の名門をものみ込んだ。前半の劣勢をはねのけ、後半の2得点で首位鹿島に逆転勝ち。過去23クラブがJ1昇格初年度に敵地鹿島戦に挑んできたが、勝利したのは02年の仙台のみ。2クラブ目の快挙に、木山隆之監督は「このスタジアムで逆転まで持っていくのは簡単ではない。逆転できたのは大きな成果」と選手に賛辞を贈った。

 イケイケの18歳が決勝点を呼び込んだ。後半5分に同点に追いつき、勢いを取り戻した同14分だ。佐藤は左サイドで味方のパスに反応し、一気に加速。寄せてきた元日本代表MF三竿を股抜きで置き去りにした。右足でカットインしたシュートは相手にブロックされたが、味方がこぼれ球をつないで神谷が豪快なミドルシュート。積極性を前面に出した佐藤は「フィニッシュで終わりたかったし、高い位置に運んだからこそのゴール」と胸を張った。

 代表での経験が佐藤を大きくさせた。10日インドネシア戦でW杯最終予選の最年少出場記録を更新する18歳237日でA代表デビュー。「ボールを持ったら仕掛けることには自信を持てている」とプレーに迷いがなくなった。この日はフル出場で守備にも奔走。総走行距離11・899キロ、スプリント回数18回はチーム最多だった。

 来月3日にはE―1選手権のメンバー発表が待つ。「ここでやっていることの評価の延長戦。引き続き岡山でアピールしたい」。来年の北中米行きへ、18歳の歩みは止まらない。 (坂本 寛人)

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