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G大阪が6試合ぶり白星で11位に浮上 宇佐美が超絶FK、一森がPK阻止

[ 2025年6月23日 06:00 ]

明治安田J1リーグ第21節   G大阪2―0FC東京 ( 2025年6月22日    パナスタ )

<G大阪・FC東京>前半33分、先制ゴール決めたG大阪・宇佐美は声援に応える(撮影・井垣 忠夫)
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 G大阪は2―0でFC東京を退け、6試合ぶりに白星を挙げた。前半33分にFW宇佐美貴史(33)が先制の弾丸FK弾を決めれば、GK一森純(33)はPKを阻止。攻守の要が奮闘し、11位に浮上した。

 待ちに待った6試合ぶりの勝ち点3を引き寄せたのは、宇佐美主将の右足だった。「強く蹴ろうと思っていた」。0―0の前半33分、敵陣右サイドで得たFK。30メートル近い距離があったが、ニア上に突き刺した。

 ミスを帳消しにした。前半9分、ゴール前での決定的なチャンスでシュートミス。「精神的なダメージは大きかった。あそこは絶対に決めないといけなかった。何とか取り返そうという意識ではずっといましたが…」。ショックは大きかったが、それでもFKの瞬間は冷静だった。

 「GKも見えていたし、真ん中に立っていた。相手は“狙ってこない”と思っているのかなと見て取れた。クロスを上げるそぶりをして動かすことができれば、というイメージだった」。壁役は1枚。味方を壁の近くで立たせてGKのブラインドを作ることも考えたが、シュートの選択肢を与えない駆け引きが、そこにはあった。

 「今のチームは勝ち点3がないと乗っていけない。逆にそれが出てくるとグッと乗っていける。まだ未熟なところはありますけど、勢いがついた時は良いサッカー、良い結果を得られる」

 リーグ9試合勝ち星がなかった昨年10月5日札幌戦。宇佐美の土壇場の2得点で逆転勝ちし、チームはラスト6試合5勝1分けと波に乗った。狙うは4位フィニッシュした昨季の再現だ。5月25日川崎F戦以来となる今季4得点目を挙げた宇佐美が付けた火を、大きな炎へと変える。 (飯間 健)

 ≪守護神、一森がPK止めた≫守備陣の主役はGK一森だ。1点リードの後半6分、DF中谷が与えたPKのピンチ。「シン(中谷)のためにも自分のためにも止めたかった。勝負どころだと思ったし、その思いの強さが出た」。左に飛んで見事ストップ。両手を広げてガッツポーズすると、スタジアムのボルテージは最高潮に達した。5月11日広島戦では敗因となるパスミス。そこからチームは勝利に見放され自責の念に駆られていたが、それでも現実から逃げずに立ち向かい続けた。「勝利の味を少し忘れかけていたけど、すばらしいですね」。勝利へ導いた守護神の言葉に実感がこもった。

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