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鹿島・鬼木監督 史上6人目J1通算300試合指揮 チームは勝ち点1で首位キープ

[ 2025年6月15日 04:45 ]

明治安田J1リーグ第20節   鹿島1―1広島  ( 2025年6月14日    カシマ )

<鹿島・広島>試合を終えてハイタッチす鬼木監督(撮影・西海健太郎)
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 明治安田J1リーグは各地で後半戦初戦の4試合が行われ、首位の鹿島は広島と1―1で引き分けた。前半19分に先制を許すも、後半47分にFWレオ・セアラ(30)が3戦連発となる同点ゴール。鬼木達監督(51)は史上6人目のJ1通算300試合に到達した。

 試合終了の笛が鳴ると、鬼木監督は珍しく主審の元に詰め寄った。序盤、セアラがペナルティーエリア内で倒されたがノーファウル。試合の流れを左右した判定への説明を求めた。「ファウルはファウルで取ってほしい。命懸けでやっているので」。その指揮官の執念が乗り移ったかのように、鹿島が土壇場で引き分けに持ち込んだ。

 0―1で迎えた後半47分の左CK。DF植田が折り返し、ゴール前の混戦をセアラが押し込む。台所事情は苦しく、控えにFW登録は不在。守備でも献身的に動き、疲労困憊(こんぱい)だったブラジル人FWは最後の力を振り絞った。フル出場は今季3度目。チームを救った今季12点目に「きつい時間帯だったけれど、チームの力になりたかった」と声を弾ませた。

 J1通算300試合の大台に到達した鬼木監督は「気持ちが伝わるようなゲームをやってくれたことがうれしい」と大きくうなずいた。17年に川崎Fで監督生活が始まり、勝率・745は驚異的な数字だ。理想は「魅了して勝つ」。前半戦を首位で折り返したものの、辛抱強く技術の向上に取り組んできた。

 この日はビハインドの時間こそ長く続いたが、テンポの良いパス回しで地力のある広島に主導権を譲らなかった。エースのFW鈴木は「誰が出てもイメージを共有できるようになってきた。また強い鹿島が戻ってくると感じた試合」と言う。確かな手応えをつかんだ後半戦の幕開けだった。

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