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新潟・藤原「勝つ気持ちを見せないと」 J1残留目指す勝負のリーグ後半戦の初陣へ闘志

[ 2025年6月15日 04:30 ]

けん引役としての意識が高くなっている新潟・藤原
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 3勝7分け8敗で降格圏の19位に低迷するJ1新潟は15日に明治安田J1リーグ第20節で横浜Mと対戦する。14日は新潟・聖籠町のアルビレッジで最終調整。不動の右サイドバック(SB)の藤原奏哉(29)は気持ちを前面に出して20位に沈む相手との“裏天王山”に臨み、ホームで迎えるリーグ後半戦の初陣で勝ち点3をもぎ取る。

 昨年4月7日のC大阪戦から前節の名古屋戦まで、リーグ戦の連続フル出場は50試合に伸びた。右SBで不動の地位を確立しているからこそ、藤原はリーグ後半戦の初戦を前に責任感を口にした。

 「(来季も)J1でやりたいなら、死に物狂いでやらないといけない。攻撃でチームの特長を出していきたいけれど、そう言っていられる余裕もない。本当に後半戦は勝つ気持ちを見せていかないと。全試合、出ている自分がチームに伝えて、自分も実行したい」

 大きなケガも累積警告での出場停止もない。激しいアップダウンや、球際での戦いが多いSBでフル出場を続けているのは努力のたまものだ。特に気温が上がる夏場は体力が減らないように人一倍、気も使っている。「体重が落ちないように気にしている。毎日、食事の量を意識しながら体重を管理している」と要因の一つを語る。

 「全試合、出させてもらって、チームを引っ張っていかないといけない思いがより強くなってきた」と責任感は増し、結果への執着も強くなった。個人的にも昨季はチーム2位タイの5ゴールと2アシストをマークしたが、今季はいずれもまだゼロ。「勝つために増やさないといけない」と自らに課している。

 J1で3年目のシーズンを過ごし「年々、1対1やフィジカルコンタクトの重要性は上がっている」と実感。1メートル70と決して大きくはないが、デュエル勝利数は現在リーグ4位と強さを誇る。対人強化はチームとしても今季に取り組んでおり、横浜Mの強力な外国人アタッカー陣に対してチームとしても成長を見せようと意気込む。

 前半戦から残留争いを意識し、はっきりと言葉にしてきた藤原は「この1試合で全てが決まってしまうわけではない」と言いながらも「勝たないといけない大事な試合」と必勝を誓う。最下位のチームをホームで撃破し、浮上の足掛かりにする。

 ○…DF稲村が、ビルドアップへの手応えを口にした。約2週間の中断期間で「チームとして課題をディスカッションしてトレーニングしてきた」と話し、攻撃の組み立ての改善に取り組んだという。「(相手守備の)ファーストラインを越えるのは戻ってきた」とスムーズな前進に好感触だ。個人的には前節名古屋戦で失点につながるミスもあったが、切り替えており「楽しみながら(攻撃で)いいアイデアを出していきたい」と見据えた。

 ○…横浜Mは3勝5分け10敗で最下位。11日の天皇杯2回戦ではJFLの青森に敗れた。ただ、リーグ戦は2連勝中。ロングパスが増え、1試合平均のボール保持率は53・2%のリーグ3位とまだ高いが、ロングパスの比率は第10節までの9・6%から現在は10・5%に上昇した。先制した試合は6試合とリーグ最少。新潟には直近5試合で3分け2敗と勝っていない。

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