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マラドーナさん死去を巡る医療関係者の裁判がやり直しへ 裁判官のドキュメンタリー作品出演が問題化

[ 2025年5月30日 14:27 ]

マラドーナさんの娘のジャンニーナさん(AP)
Photo By AP

 サッカーの元アルゼンチン代表の名選手ディエゴ・マラドーナさんが2020年11月に亡くなった件で、医療関係者7人が殺人罪に問われた裁判の審理無効が29日に宣言された。担当裁判官の1人がこの裁判に関するドキュメンタリー作品に出演したことが判明して問題化。27日に担当辞任を表明し、残る2人の裁判官が裁判の公正を害したとして審理無効の判断を下した。

 マラドーナさんは20年に首都ブエノスアイレス郊外の自宅で急性心不全のため60歳で死去。同国の医学委員会が21年、死亡の12時間前から瀕死状態だったのに担当医が適切に対応しなかったとの報告書をまとめ、検察が担当医らを起訴した。今年3月11日の初公判以降、審理が約20回開かれて証人尋問などを実施。判決言い渡しは7月ごろの見通しだった。

 抽選で選出される新たな裁判官の下で審理がやり直しになる見通しだが、時期に関しては不透明。マラドーナさんの娘であるダルマさんとジャンニーナさんの弁護士フェルナンド・ブルランド氏は「年末までには判決が出ると確信している」と語っている。

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