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鹿島 J1初の600勝到達!J開幕戦と同じカシマ&同じ名古屋相手 ジーコ氏の前で節目

[ 2025年4月26日 04:30 ]

明治安田J1第12節   鹿島1ー0名古屋 ( 2025年4月25日    カシマ )

<鹿島・名古屋>後半、ゴールを決める鹿島・知念(中)(撮影・西海健太郎)
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 明治安田J1リーグは各地で7試合が行われ、鹿島はホームで名古屋を1―0で下してJ1史上初めて通算600勝に到達した。後半9分にセットプレーから奪ったMF知念慶(30)のゴールを守り切った。ジーコ・クラブアドバイザー(72)が今季初観戦した御前試合でメモリアルな白星を手にした。浦和は広島を1―0で下して4連勝。京都は横浜FCに2―1で勝利し、暫定首位を守った。

 鹿島らしい勝ち方だった。お家芸のセットプレーで均衡を破り、終盤はしたたかな試合運びで逃げ切り。前半は主導権を握られたが、後半開始と同時に畳みかけた。決勝ゴールの知念は「流れが悪かったが、セットプレーで取れたことが大きかった」。この日来日し、空港から駆けつけたジーコ氏の前で勝負強さを発揮した。

 通算1108試合目で600勝の節目を迎えた。くしくも初勝利した93年5月16日のJ開幕戦と同じ会場、同じ相手だった。ジーコのハットトリックなどで5―0と圧倒。当時高卒1年目だった鬼木達監督には鮮明な記憶が刻まれている。「鹿島は世間では一番下という見られ方なのかなと、僕は少し思っていた。そのチームが最初にあれだけのインパクトを残す試合をした。言い方は悪いけれど“名前じゃない”と。力があるというのは、こういうことなんだなと」

 選手として在籍した計7年間で137勝に立ち会い、勝者のDNAが植え付けられた。今季、監督として26年ぶりに古巣に帰還。この日は負傷者続出のチームを鼓舞した。舩橋、松村を投入したハーフタイムの選手交代は奏功。勝利に徹した采配で、指揮官としては7勝目を積み上げた。「やっぱり感慨深いものがある。ジーコさんが来日されたタイミングで勝てて良かった」とほおを緩ませた。

 J1初勝利から1万1667日。J2降格はなく、国内最多20冠を誇る。Jリーグ加盟は「99・9999%不可能」と言われたクラブは、新たな金字塔に到達した。エースのFW鈴木は「アントラーズは偉大。誇りを感じる」とかみしめる。勝つことで、常勝軍団はまた強くなる。

 【鹿島600勝の歩み】
 ☆1勝 93年5月16日、Jリーグ開幕の名古屋戦。ジーコが圧巻のハットトリック。アルシンドも2得点で5―0の快勝。

 ☆100勝 97年4月12日、第1S第1節の神戸戦。マジーニョのハットトリックなどで5―2。22歳の鬼木達は後半から出場。

 ☆200勝 01年11月17日、第2S第14節の東京V戦。中田浩二の先制弾、柳沢敦の2得点などで4―0快勝。第2S優勝を決めた。

 ☆300勝 07年11月24日、第33節の浦和戦。野沢拓也の決勝弾で1―0。退場者を出しながら最後は9人で守り抜いた。

 ☆400勝 14年3月8日、第2節の仙台戦。遠藤康が2得点。ホーム開幕戦に2―0で快勝した。

 ☆500勝 19年7月6日、第18節・磐田戦。小池裕太のJ1初得点などで2―0。安部裕葵はバルセロナ移籍前のラスト出場。

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