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町田・黒田監督“凱旋” 来年7月の秋春制移行前の合宿地に青森が有力候補

[ 2025年4月18日 04:45 ]

町田・黒田監督
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 町田が秋春制へシーズン移行する26~27年シーズン前の7月の夏季トレーニングキャンプ地に、青森市を有力候補に挙げていることが17日、分かった。94~22年の28年間にわたって青森山田高を指導した黒田剛監督(54)にとっての第二の故郷。全国屈指の強豪校をつくり上げた思い入れの強い土地で、長期政権も視野に注目の移行1年目シーズンに向けたチームづくりを行うことになりそうだ。

 秋春制へのシーズン移行に伴い、リーグ開幕前のキャンプ期間は冬から夏に変わる。九州、沖縄が定番だったキャンプ地も、海外を除けば夏でも比較的過ごしやすい北海道、東北に集中することが確実。各クラブの選定作業が進む中、J1で強豪の地位を築きつつある町田が、青森キャンプを計画していることが判明した。

 青森は黒田監督の第二の故郷だ。94年に青森山田高のコーチに就任して、95年に監督に昇格。全国選手権で3度の優勝に導くなど無名校を全国屈指の強豪に押し上げ、元日本代表MF柴崎岳(鹿島)ら多くのJリーガーも育てた。人生の半分以上の28年間を過ごした勝手知ったる土地で、指揮官がストレスなくチームづくりに専念できるメリットがあり、古巣・青森山田高との練習試合が実現する可能性もある。

 23年から指揮する町田では就任1年目でJ1昇格。昨季はJ1で最終節まで優勝の可能性を残して3位と大健闘した。今季も上位争いを演じており、青森山田高と同様にJ1屈指の強豪に育て上げている段階。26年夏のキャンプ地選定に黒田監督の意向が反映されていることから、クラブ側の長期政権を託す方針も垣間見える。“凱旋キャンプ”が実現すれば、話題性も十分だ。

 《国内キャンプとの差額負担も検討》26~27年シーズン前の夏季トレーニングキャンプ地には、オーストリアなど欧州も浮上している。Jリーグは開催地の選定、欧州クラブとの交流機会の創出などに加え、資金支援する方針も固めており、国内キャンプを実施した場合との費用の差額を負担することも検討中だ。
 希望クラブを募り、今年7月にはリーグ開幕を控える欧州クラブが集結するオーストリアに視察団を派遣予定。Jリーグが欧州の新拠点として設立したロンドンオフィスが今年から稼働しており、10を超える候補都市の中から視察先を絞り込む作業に入っている。
 将来的に欧州クラブを交えたプレシーズン大会を開催する構想もあり、欧州合宿を実施するJクラブがどこまで拡大するか注目される。

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