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新潟 連勝ならずもドローで最下位脱出 矢村「勝ち点1ではなく3を取れるように」

[ 2025年4月14日 04:30 ]

明治安田J1第10節   新潟0-0横浜FC ( 2025年4月13日    デンカS )

後半終了間際にネットを揺らすもハンドを取られ、顔をしかめる新潟・矢村(中央)
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 明治安田J1リーグ第10節が13日に行われ、J1新潟は横浜FCと0―0で引き分けた。ホームの声援を背にボールを保持して主導権を握り続け、シュート10本を放ったものの決定力を欠いた。今季初の連勝はならなかったが、勝ち点1を積んで最下位を脱出し、順位は一つ上がって19位。次節は19日、ホームで京都と対戦する。

 スコアレスで迎えた後半45分。途中出場のFW矢村が左足のボレーでネットを揺らし、選手、ベンチ、そしてスタンドも湧き上がった。だが、直前のプレーでのハンドを指摘する主審の笛が鳴り、幻のゴールに。矢村は「あれをゴールにつなげるのが自分の仕事だったが…」と悔やんだ。

 過去9試合で14失点と課題だった守備は「ライン設定が良くなっている」とMF秋山が言う通り、9試合目にしてリーグ戦初勝利を挙げた前節の神戸戦に続いてコンパクトな陣形を保ち続けて無失点。決定機をほぼ与えることなく改善を見せた。

 だからこそ無得点が悔やまれる。シュートは、前半23分のMF長谷川はバーに嫌われ、同27分のMF谷口はGK正面。後半15分のMF星も枠を捉えられなかった。ボールを動かして両サイドからクロスを供給するだけでなく、今季に意識する相手最終ラインの裏を突く動きも織り交ぜて攻め込むことはできた。それでもゴールを割れずにホームでの勝ち点3を逃し、谷口は「(相手守備ラインの)間やゴール前など、もっと怖いところに入っていくシーンをつくれればよかった」と振り返った。

 リーグ戦は約4分の1となる10節を終え、勝ち点8。最下位は脱したが、まだ19位に低迷しており、MF小見は「まったく物足りない。危ない状況」と危機感を募らせる。失点の多さから守備重視の練習を繰り返してきた中で、今度は堅守を継続しながら迫力ある攻撃を発揮できるかが浮上の鍵となりそうだ。

 「攻撃と守備のバランスがかみ合えばしっかりと結果につながると信じてやりたい」。樹森監督は京都、柏、広島の上位陣との戦いが続く次節以降での巻き返しを誓う。矢村は「順位表を見て下にいるのは居心地が悪い。勝ち点1ではなく3を取れるようにしたい」と気合を入れ直した。(西巻 賢介)

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