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清水、横浜FCのJ1昇格は次節以降に持ち越し 2クラブとも次節勝てば無条件で昇格確定

[ 2024年10月6日 16:13 ]

明治安田J2リーグ第34節 ( 2024年10月6日 )

前半、先制ゴールを決め祝福される小川(左)(撮影・会津 智海)
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 明治安田J2リーグは7試合が行われ、清水と横浜FCのJ1昇格は次節以降に持ち越しとなった。

 清水はアウェーで水戸と対戦。清水の今節での昇格条件は①水戸に勝利し長崎が大分に引き分け以下②清水が水戸に引き分け以上で長崎が大分に敗戦のいずれかだった。

 清水は昨季、勝てばJ1自動昇格が決まる最終節のアウェー水戸戦で痛恨のドロー。因縁の地で勝利を目指したが、またしてもドローに終わり、3季ぶりのJ1復帰は次節以降に持ち越しとなった。それでも20日のホーム山形戦に勝てば他会場の結果を待たずにJ1昇格が決まる。

 この試合まで19試合負けなしと自動昇格圏の2位だった横浜FCは、ホームで鹿児島と対戦。鹿児島に勝ち、長崎が引き分け以下に終われば1年でのJ1復帰が決まったが、長崎はこの日がこけら落としとなった新スタジアムで大分に勝利。ただ、1位清水がアウェーで水戸と引き分けたため、3試合ぶりに首位を奪取。19日のアウェー仙台戦に勝てば、無条件で1年でのJ1復帰が確定する。

 ▼横浜FC・FW小川慶治朗 優勝を狙うためには絶対に勝ち点3が欲しかった。その中で自分が得点して勝ち点3を取れたのでうれしいです。いい流れで来ていた中でなかなかゴールが取れなかった。ゴールへの迫力を出してしっかり詰めることを意識していた。ジョアンがシュートを打って自分のところにこぼれてきた。うまく押し込めたと思う。ここまで来たら優勝を狙って、残り4試合は全部勝つつもりで頑張りたい。

 ▼清水・MF矢島慎也 悔しいです。ただそれだけです。前半の戦い方で少しチームとして戦えていなかったというか、個人個人でいって先制点、2点目を取られてという形だった。得点シーンはトラップがうまくいったこと、そこからは魂込めて打ったという感じです。正直言うと、負け試合を同点に持ち込んだ形。優勝を狙うのだから大きな勝ち点1(を得た)という試合をしてはいけない。優勝を狙うにはこういう入りの試合をしないように、次はホームなのでしっかり戦いたい。

 

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