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【サッカー男子】フランス代表アンリ監督「まだ夢の途中」 決勝へ意気込み「最も美しいメダルを取る」

[ 2024年8月9日 05:42 ]

<パリ五輪サッカー男子>決勝戦の前日会見に出席したフランス代表アンリ監督(ロイター)

 パリ五輪サッカー男子フランス代表のアンリ監督が8日、スペイン代表との決勝戦前日会見に出席。「ボールをコントロールし、プレスの仕方を熟知しているチームとの決勝は難しいものになるだろう」と警戒した。 決勝トーナメント表

 アンリ監督は会見で「私たちはまだ夢の途中です。目標はメダルを持ち帰ることでしたが、これからは最高のメダルを目指して戦います。決勝に進むのは小さな偉業であり、良い結果を残せるように努力しなければなりません。(決勝では)何が起こっても、それはすでに成功です」とコメント。試合の結果に関係なく、メダルを当確とした段階ですでに成果が出ていると述べた。

 対戦するスペイン代表については「ボールをコントロールし、プレスの仕方を熟知しているチームとの決勝は難しいものになるだろう。我々は手ごわいチーム、長年にわたってうまく機能してきた国と対戦するのだ。本当に難しい試合になることは分かっているが、決勝なので一生懸命プレーするつもりだ」と話した。

 フランスA代表ではデシャン監督から今夏の欧州選手権に招集されなかったMFオリーズ(Bミュンヘン)が2得点4アシストと活躍していることには「私は彼がこれまでやってきたこと、そして今やっていることにはあまり驚かない。彼は素晴らしい資質を持っているが、我々はまだ彼の本当の姿をあまり見ていない。これが私の考えだ。これは彼にとってほんの始まりに過ぎない」と言及。まだまだ秘められた力が眠っていると持論を展開した。

 チームトップ4得点の活躍を見せるFWマテタ(クリスタルパレス)をオーバーエイジ(OA)枠として招集を決めたのはいつか?と問われると「クリスタルパレスでのシーズン終盤。彼のあり方、型破りなスタイル、特にショートパンツのスタイルかな(笑)。ピッチの外では、彼はグループをまとめることができる男だ。面白くて、勤勉で、いろいろなことを要求する。最初の2試合であきらめることもできたのに、彼はやり続けた。アルゼンチン戦で得点し、エジプト戦でも2得点した。私たちは彼を信じていたし、彼も自分自身を信じていた。そうでなければ、彼はここにいない」と冗談を交えながら返答。続けて「さぁ、最も美しいメダルを取りに行こう」と意気込んだ。

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