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【ルヴァン杯】J3勢唯一生き残りの富山がJ1王者・神戸をPK撃破 J2長崎も浦和破る

[ 2024年5月23日 04:30 ]

ルヴァン杯 1次ラウンド3回戦 ( 2024年5月22日 )

 10試合が行われ、J3富山はJ1神戸と対戦し、延長を終えて1―1からのPK戦を5―4で制して8強入りを懸けたプレーオフに進んだ。J2長崎はJ1浦和を1―0で破った。柏は前回覇者の福岡に2―1で競り勝ち、町田は鹿島に2―0で快勝した。プレーオフは6月5、9日に行われる。

 J3富山が、J1王者をものみ込んだ。山形、清水とJ2勢撃破に続き、PK戦の末に神戸を退けた。今大会からJ全クラブによるトーナメント方式に変更となり、J3勢唯一の生き残り。勝利を決めるPKキッカーとなったDF川上は「質的には神戸。僕たちは走り負けないように、気持ちに重きを置いて戦った」と胸を張った。前半19分に先制点を許したが、後半25分にオウンゴールで同点。延長戦を耐え、PK戦では5人全員が成功。小田切監督は「臆することなくチャレンジして対等に戦えたと思う。運を引き寄せて勝つことができた」と喜んだ。

 またJ2長崎は、後半に退場者が出た中、0―0の33分にデルガドが決勝点を挙げて逃げ切った。ギリェルメのクロスを頭で叩き込むとホームのサポーターは大歓声。ビッグクラブ浦和からの白星に貢献したスペイン出身FWは「凄く良かった。いい戦い方ができた」と興奮気味に話した。リーグ戦では14試合負けなしで首位と勝ち点4差の2位。さらに勢いを得る勝利に下平監督は「チーム全体の底上げにつながる」と笑みを広げた。

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