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新潟・長倉 背後への動き出し磨き出場機会UPだ ゴール目指し「より出せるように」

[ 2024年4月25日 04:30 ]

定位置奪取へ練習に励む長倉
Photo By スポニチ

 J1新潟は24日、聖籠町のアルビレッジで非公開練習を行い、27日のホームFC東京戦へ向けてコンディションを上げた。ケガをしていた選手が戻り、競争が激しくなっているFW陣の中、長倉幹樹(24)はゴールを狙う動き出しに磨きをかけ、出場機会を勝ち取る。

 空中戦での力強さと、どんなパスでも収める柔らかさ。高い身体能力を誇る長倉が「特長」と言うのが、相手の背後を狙う動き出しだ。3月16日の東京V戦以来のゴールを目指し、「いい動き出しをより出せるようにしたい」と語気を強めた。

 昨年7月にJ2群馬から加入。昨季は「判断スピードのところで難しさを感じた」と苦労した。今季はキャンプから参加し、判断には向上を感じている。一方で「相手の脅威になるようなプレーがまだまだ」と反省。自慢のスピードと正確なパスを出してくれる味方を生かすためにも、動き出しのタイミングに磨きをかけている。

 FW陣は谷口がチームトップの3ゴールと好調を維持。ケガをしていた鈴木は17日のルヴァン杯いわき戦で、小野は20日の京都戦で戦線復帰し、1トップ争いは激しくなった。割って入るためにも練習からゴールにこだわる姿勢を大事にする。

 順大卒業後に加入した関東1部リーグ・東京ユナイテッドではアルバイトをしながらプレー。練習も人工芝だった。今は整った天然芝で練習に集中できる環境に「ありがたみを感じている。練習から頑張る」と言い、チームに貢献するため、日々成長している。(西巻 賢介)

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