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リバプール痛恨…伝統のダービー3年ぶり黒星で優勝争いから後退 MF遠藤は後半途中出場も

[ 2024年4月25日 05:58 ]

プレミアリーグ第29節   リバプール0―2エバートン ( 2024年4月24日 )

<エバートン・リバプール>後半、2失点目に厳しい表情を見せるリバプールDFファンダイク(右)(ロイター)

 プレミアリーグ2位リバプールが24日、敵地でのエバートン戦に0―2と惨敗。伝統の「マージーサイド・ダービー」で3年ぶりの敗戦を喫し、優勝争いから後退した。日本代表MF遠藤航(31)は後半18分から途中出場するもチームを救うことは出来なかった。

 前節終了時に首位アーセナルと勝ち点74で並び暫定2位となっていたリバプールだが、3位マンチェスターC(同73)の消化試合が1試合少ないため残り5戦1試合も落とせない状況。前日にはアーセナルが勝利し、勝ち点77に伸ばしていた。

 チームはFWジョタが負傷離脱となりベンチ外。前節活躍したFWハクポもベンチ入りメンバーから外れ、クラブ公式サイトでは「奥様が出産予定のため」と報告。前節フル出場で勝利に貢献したMF遠藤はベンチスタートとなった。

 試合は前半27分、ゴール前の混戦からDFブランスウェイトに押し込まれ先制を許す。さらに後半13分にも失点。自陣左からのコーナーキックからFWキャルバートルーウィンをフリーにしてしまい、難なく頭で叩き込まれ2点ビハインドを背負ってしまった。

 ここでクロップ監督が動き3枚替えを決断。MF遠藤、MFエリオット、DFクアンサーを投入した。しかしゴールは遠く無得点のまま惨敗。「マージーサイド・ダービー」は21年2月(●0―2)以来、約3年ぶりとなる黒星を喫した。

 これで首位アーセナルと勝ち点3差、2試合消化が少ない3位マンチェスターCとの勝ち点差が1のままとなり三つ巴の優勝争いから後退。逆転優勝の可能性こそ残すものの、かなり厳しい状況に追い込まれた。

<プレミアリーグ上位3チーム暫定順位>
1位アーセナル 24勝5分け5敗 勝ち点77 得失点差+56
2位リバプール 22勝8分け4敗 勝ち点74 得失点差+41
3位マンチェスターC 22勝7分け3敗 勝ち点73 得失点差+44

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