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劇的V弾の神戸FW武藤嘉紀「サコくんは最適解を見つけられる」FW大迫の“復帰即決勝アシスト”に感謝

[ 2024年4月20日 20:58 ]

明治安田J1リーグ第9節   神戸1-0湘南 ( 2024年4月20日    レモンガススタジアム )

神戸・武藤嘉紀
Photo By スポニチ

 大迫不在でも公式戦2連勝を手にしていたが、いるだけでチーム力は一段階も二段階も上がる。神戸は湘南を1―0で撃破。今季初のリーグ2連勝に導いたのは“半端ないエースストライカー”FW大迫勇也だった。

 後半17分にリーグ2試合ぶりの途中出場。リーグ横浜戦(7日)で右足首付近を痛めたため「今日の出場時間が最大限を出せる時間だった」(吉田孝行監督)。時間限定だったが後半48分、エリア内右深くでこぼれ球を拾うと、ゴール中央にいたFW武藤嘉紀にグラウンダーパス。決勝点をアシストした。元FWの指揮官も「あそこを狙えるのが彼の凄さ。シュートを打つのか、確率の良い方を選択するのかの判断力。チームプレーに徹してくれる。素晴らしい活躍だった」と脱帽した。

 あの時間帯でのパス選択に唸るのは指揮官だけではない。武藤も「まずは動いて(大迫の)視野に入るように心掛けた。僕も打つんじゃないかなと思ったんですけど、やっぱり出してくれた。本当に感謝しています」。そして「サコ(大迫)くんは最適解を見つけられる選手」と話した。

 大迫不在の中でリーグ町田戦(13日)、ルヴァン杯2回戦J3今治戦(17日)に勝利。“脱・大迫頼み”の道筋は見えてきつつあるが、背番号10の存在は別格だった。

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