川崎Fはクラブワーストに並ぶ4戦連続無得点　6戦不敗の東京Vは今季初の無失点

明治安田J1リーグ第9節   川崎F0―0東京V （ 2024年4月20日    UvanceとどろきスタジアムbyFujitsu ）

＜川崎F・東京V＞攻め込む川崎F・マルシーニョ（右）と東京V・見木（撮影・松永　柊斗）
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　川崎Fはホームで東京Vと0―0で引き分けた。前節まで勝ち点7で16位の川崎Fに対して東京Vは同8の15位。3戦連続無得点と決定力不足に苦しんでいた川崎Fはこの日もゴールが遠く、前半20分にMF脇坂が放ったシュートは右ポストに嫌われた。前半はシュート数で8―5と上回った東京Vだが、相手GK鄭成龍（チョン・ソンリョン）の攻守に阻まれてこちらもゴールを奪えなかった。

　後半に入ると両チームともに攻撃のカードを切って相手ゴールに迫ったが、互いに無得点のまま試合は経過。0―0でそのまま引き分けた。川崎Fは連敗を2で止めて3戦ぶりの勝ち点を挙げたが、4戦連続無得点は12年のクラブ記録に並ぶワースト。MF脇坂主将は「勝ちを目指していたので悔しい」と振り返った。

　6戦連続不敗の東京Vはこの間1勝5分けと勝ち切れないものの、今季9戦目で初めての無失点を記録した。