柏FW木下康介　“金J”沸かせた　後半27分劇的弾　4年ぶり浦和戦白星

明治安田J1リーグ第8節   柏1―0浦和 （ 2024年4月12日    三協F柏 ）

後半、ゴールを決め犬飼（右）と喜ぶ柏・木下（左）（撮影・西海健太郎）
Photo By スポニチ

　明治安田J1リーグは1試合が行われ、柏がホームで浦和を1―0で下し5戦ぶりの勝利を収めた。後半27分に途中出場のFW木下康介（29）が右足で今季4点目。昨年9月以来となるホーム白星と、20年7月以来の対浦和戦勝利をもたらした。

　木下が“金J”で超満員のスタンドを沸かした。後半27分だ。FWマテウス・サヴィオの右クロスに右足ダイレクトで合わせてネットを揺らした。「ずっと勝てていなかったホームでようやくサポーターに勝利をささげられた」。1メートル90の長身FWが今季4点目で負の連鎖をようやく止めた。

　今季京都から完全移籍で加入。U―23日本代表FW細谷、DF関根を欠いた中、“代役”がしっかり仕事をこなした。ここまで全8試合に出場も、先発はわずか1試合。「決定機が一度は訪れるので、それをしっかり決められている」。

　昨季残留争いに巻き込まれたチームだが、失点はここまで6。強固なDF陣と決定力抜群の点取り屋がさらにチームを上位へ押し上げる。