京都はホームで後半に3失点　MF川崎颯太主将はU―23代表へ合流「ドーハで頑張ってきます」

明治安田J1リーグ　第7節   京都0―3磐田 （ 2024年4月7日    サンガスタジアム ）

京都MF川崎颯太

　ホームでの今季初勝利を狙った京都はカウンターから磐田ゴール前に攻め込むシーンをつくったが、前半15分にはFWマルコ・トゥーリオが、36分にはFW原大智がゴール枠を捉えられず得点につながらない。

　逆に44分にはゴール前の競り合いでのハンドをVARで取られてPKに。磐田FWマテウス・ペイショットが意表を突いて中央に蹴ったシュートをGKク・ソンユンが足で止めた。クはロスタイムにも右ポストに体をぶつけながら失点を防ぐ好守を見せて前半をスコアレスで折り返した。

　ところが、後半6分にCKから先制を許すと20分には3人交代でマークがずれたところを狙われて2点目を奪われる。26分に3失点目を喫して万事休した。

　主将のMF川崎颯太は「交代で混乱したからというのは言い訳にならない。守るゴールは一つ。守るボールは一つだから守り切るなら体を張れる」と厳しい表情で振り返る。試合後はU―23代表に合流するためチームを離れたが「僕は定位置を保証されているわけではない。今回、出られなかった選手にもチャンスがあるわけで。僕はドーハで頑張ってきます。サンガの試合もチェックして…。帰ってきたらまた競争です」とエールを残した。