ACL連覇を狙った浦和が早々に大会から姿を消す　最下位のハノイに敵地で1―2で敗北

　アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）東地区J組で2位の浦和は6日、敵地で4位のハノイ（ベトナム）に1―2で敗れ、1次リーグ敗退が決定した。2勝1分け3敗の勝ち点7で、決勝トーナメントに進める各組2位のうち上位3チームに入れず。大会連覇の夢が早々に散り、GK西川周作は「非常に受け入れがたい結果になってしまった。連覇のためにも勝利が必要だったので、なんとしても勝ちたかった。結果を出せずに非常に悔しい」と悔しさをにじませた。

　10月4日のホーム戦で6―0と圧勝したハノイに、まさかの不覚を取った。相手GKのビッグプレーに何度も決定機を阻まれると、後半8分にセットプレーから痛恨の失点。同20分にDF荻原拓也のアシストからFWブライアン・リンセンが同点ゴールを決めたが、同42分にPKで決勝点を許してしまった。

　西川は「前半から少しイージーなミスが多く、ボールを握るというところはチームとしてテーマがあったが、精度を欠いた部分も多かった」と振り返るとともに「PKというところでは自分がチームを助けられなかったところはしっかりと反省しながら、もっとチームを助けられるGKになりたい」と反省を口にした。