「三笘の1ミリ」から1年　SNSは感動あらた「昨日のことのよう」「泣きそう」　流行語入らず不満も

＜W杯カタール大会＞日本対スペイン戦、“三笘の1ミリ”は世界中で話題を呼んだ（AP）
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　昨年のサッカーW杯カタールで日本を決勝トーナメントに導いた「三笘の1ミリ」からちょうど1年を迎えた1日、快挙をあらためてたたえる反応がSNSなどで相次いだ。

　昨年12月1日（日本時間2日）に行われた1次リーグE組スペイン戦で、1－1の後半6分、ゴールライン際ギリギリでMF三笘薫が折り返したボールをMF田中碧が押し込んで勝ち越し。チームは優勝経験国のスペインを相手に大金星を挙げ、決勝トーナメントに駒を進めた。あきらめずにボールを追った三笘の執念のプレーは、数々の映像などで検証されたがゴールを割っておらず、「三笘の1ミリ」と称された。

　歓喜の日からちょうど1年。SNSには「今日は三笘の1ミリ記念日なんだとか。あれから1年かー」「昨日のことのように思える」「試合後のメディアで1ミリとテクノロジーの凄さに驚いたのを覚えているわ」「日本サッカーの歴史的な日だった」「思い出すだけで泣きそう」と、感激をあらためてかみしめる投稿が続々と上がった。

　この日は「2023ユーキャン新語・流行語大賞」の発表・表彰式が都内で行われたが、「三笘の1ミリ」は選外だった。SNSには「三笘の1ミリがない時点で、年間で思考できてないなって思った」「三笘の1ミリは流行語に入ってないのか、、、時期がアレだったら流行語大賞も取れてた」「世界的に話題になった三笘の1ミリを流行語にノミネートすらしなかった日本のセンス…」と不満の声も上がっていた。