FC東京・クラモフスキー監督　“鬼門”アウェー浦和戦突破へ「流れを変えなきゃいけない」　

クラモフスキー監督
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　FC東京のピーター・クラモフスキー監督が6日、8日のアウェー浦和戦に向け取材対応し、“鬼門”突破へ強い意気込みを語った。

　アウェー浦和戦は過去4勝4分け13敗と大きく負け越し。さらに今季のアウェー戦も1勝3分け6敗と振るわない。

　就任以来2連勝と勢いに乗る指揮官も、今回の決戦地・埼スタでは、オーストラリア代表コーチ時代の17年8月にハリルジャパンに0―2で敗れ、目の前でW杯出場を決められた苦い経験を持つ。

　オーストラリア代表はその後、大陸間プレーオフを勝ち上がり本大会に出場したが、指揮官はこの日も「日本のみなさんはW杯出場を決めて喜んでいましたけど、われわれオーストラリアにとっては予選突破に向けてハードな道が残っていました」と、当時の苦い思い出を振り返った。

　また、埼スタは、横浜コーチ時代にルヴァン杯決勝で湘南に敗れたスタジアムでもある。それでも指揮官は「（悪い流れを）それを変えていきましょう。変えなきゃいけないです！」と前向き。今季初の3連勝へ「多くの方に足を運んでいただいて大きな声で応援してほしいと思います。埼玉スタジアムで勝点3を取れるように選手たちに力を与えてほしいです。われわれの12番目の選手として戦ってほしいと思います。オネガイシマス」と訴えた。