バーミンガムの監督が新加入の三好康児に期待「活発な性格で自信に満ちている。プレーにひらめきがある」

三好康児
Photo By スポニチ

　サッカーのイングランド2部バーミンガムで指揮を執るジョン・ユースタス監督（43）が、ベルギー1部アントワープから加入したMF三好康児（26）に期待感を示したと地元メディア「バーミンガム・ライブ」が5日に報じた。

　先月6月22日にバーミンガム加入が発表された三好は契約後に休暇のため日本に帰国し、5日に再び英国入りしたという。ユースタス監督は「彼は水曜（5日）の夜に航空機で英国に戻ってくる。可能なら6日、7日は我々と一緒に過ごしてほしい」とコメント。さらに「契約する前に、彼と少し会話を交わした。活発な性格に見えたし、非常に自信に満ちていた。昨年のけがを乗り越え、自身の価値を証明するためこのクラブにやって来た。ここでスタートするのが待ちきれないと思う」と続け、昨年10月の左膝前十字じん帯損傷を乗り越えた三好は成功に飢えていると説明した。

　また、リーズから移籍してきた新戦力のウェールズ代表FWタイラー・ロバーツ（24）とともに三好について語り「2人とも攻撃的な選手で、プレーにひらめきがある。彼らなら、どの布陣でも以前プレーしたことがあるだろう。我々にはあまり資金がない。彼らが複数のポジションでプレーが可能で、我々も状況に応じて戦い方を使い分けることが大事になる。三好もロバーツもさまざまなポジションでプレーする必要があるが、2人の記録やプレーを見れば問題ない」と続け、三好の能力と万能性に期待した。

　三好は8日に行われるイングランド5部ソリハル・ムーアズとのプレシーズンマッチ初戦は欠場する可能性が高いが、合宿先のスペインで15日に行われるスペイン2部カルタヘナ戦には出場する見通しという。