WEリーグ新潟、村松監督が今季限りで退任　来季は強化育成ダイレクターに

　WEリーグ新潟は9日、村松大介監督（46）が今季限りで退任し、来季の23―24シーズンから強化育成ダイレクターに就任することを発表した。10日のホーム日テレ東京V戦での指揮が最後となる。

　村松監督はWEリーグ発足の21年に監督に就任。初年度の昨季は新型コロナウイルスの集団感染で2週間活動停止というアクシデントに見舞われ11チーム中8位だった。今季は1月の皇后杯で準決勝に進出し3位となった。リーグ戦は開幕8戦勝ち星なし（1分け7敗）と低迷。ケガ人が復活した5月は5戦負けなし（3勝2分け）と巻き返したが現在11チーム中10位と低迷している。

　来季からはクラブの強化、選手育成を目的とした活動を行っていく。クラブを通じ「勝ちきれない試合や引き分けに持ち込めない試合が続き、長らく勝利という2文字をクラブや皆様さまにお届けできなかったのは私の責任であります。残り1試合のホーム戦。アルビに関わる全ての方々とともに、チーム一丸となり勝利でリーグを終えたいと思います。そして来シーズンからは違う角度からクラブのために注力して参ります」とコメントした。