Bミュンヘンが11連覇　後半44分にムシアラが優勝決定弾　シャルケ降格、シュツットガルトは入れ替え戦

11連覇を達成して喜ぶBミュンヘンの選手たち（AP）
Photo By ＡＰ

　サッカーのドイツ1部最終節が27日に行われ、2位バイエルン・ミュンヘンがケルンを2―1で破り、マインツと2―2で引き分けた首位ドルトムントに勝ち点71で並び、得失点差でかわして11季連続33度目の優勝を決めた。1―1の後半44分に中央やや左寄りでパスを受けたMFムシアラがペナルティーエリアの外から右隅に劇的な決勝弾を決めた。他会場のドルトムントがその後に1―2から追いついたが、大量の得失点差を生かして逃げ切った。

　1部残留争いは吉田麻也に出番がなかった17位シャルケがライプチヒに2―4で敗れて2部降格が決定。浅野拓磨が今季3点目を決めてレーバークーゼンを3―0で破った16位ボーフムは14位に浮上して1部に残った。遠藤航、伊藤洋輝がフル出場した15位シュツットガルトはホッフェンハイムと1―1で引き分け、16位に転落して2部3位との入れ替え戦に回ることが決まった。

　5位から欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得を狙った堂安律のフライブルクは1―2で鎌田大地がフル出場したアイントラハト・フランクフルトに敗北。先制して4位に手をかけたが、鎌田の同点アシストなどで終盤に逆転を許した。