日本代表初選出の京都・川崎　森保一監督視察も勝利で飾れず　浦和・興梠が決勝ヘッド

明治安田生命J1第15節   京都0―2浦和 （ 2023年5月27日    サンガS ）

＜京都・浦和＞後半、攻め込む京都・川崎颯太（左）（撮影・岸　良祐）
Photo By スポニチ

　浦和がFW興梠慎三のヘッドで挙げた1点で試合を優位に進めた。後半7分、MFダヴィド・モーベルグの直接FKは相手ディフェンスの壁に跳ね返ったが、セカンドボールをファーサイドへ。相手のマークを外していた興梠が冷静に沈めた。後半アディショナルタイムにもFWホセ・カンテが試合を決定づける2点目を奪った。

　25日に日本代表に初選出された京都MF川崎颯太は発表後初のリーグ戦にスタメン出場。こちらも発表後初視察となった日本代表・森保一監督の前で勝利を飾りたかったが、浦和の堅守に阻まれた。前半4分にはハイプレスから敵陣ペナルティーエリア少し手前でボールを奪うと、中へ切り込んでシュート。惜しくも相手ディフェンスに阻まれたが、好プレーで指揮官へアピールした。