U―20日本代表　冨樫監督がW杯主将に松木玖生を任命　指揮官力作のモチベーションビデオ鑑賞で一致団結

U－20日本代表MF松木玖生
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　20日にアルゼンチンで開幕するサッカーのU―20W杯に臨むU―20W杯日本代表の冨樫剛一監督が20日、オンラインで取材対応した。

　初戦となる21日（日本時間22日）のセネガル戦に向けて「分析していくと、1番はハイプレッシングとカウンターだと思うので、そこをいかに消しながら攻撃に出られるかが勝負の肝になる。私たちがボールを持つ時間は長くなるかもしれないが、一瞬一瞬の緩みや隙でやられてしまうので90分間をしっかりコントロールできればと思います」と意気込みを口にした。試合会場には当日まで入れない不安も口にしたが、攻撃の武器にはセットプレーを挙げ「たくさんのものはもっている。詳しくは言えないけど、楽しみにしています」と自信をのぞかせた。

　主将はMF松木玖生（FC東京）、副主将はDF田中隼人（柏）、MF山根陸（横浜）に決定したことも公表。アルゼンチン入り後に本人たちの意向を確認した上で任命したことを明かし「信頼できる選手たちだった。3人以外にも各自がピッチでリーダーシップ持ってチームを強くしようとしてくれようとしているので、いいチームワークになってきている」と手応えを感じている様子だ。

　さらにアルゼンチン入り後に「1つになって戦おう」という趣旨でこのチームのこれまでの歩みをまとめたモチベーションビデオを鑑賞。スタッフが作製した映像に加え、冨樫監督もパワーポイントで肉付けした力作で「物凄く思いが強すぎてとんでもない枚数になって、行きの飛行機で何枚も何枚も削ってあまり長くなりすぎないように精査するのが大変でした」と苦笑いで振り返っていた。