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FC東京・徳元 国立での川崎F戦「高校生の時の悔しさ…ピッチに立てなかったので凄く楽しい時間」

[ 2023年5月16日 16:57 ]

16日の練習後に取材対応するFC東京のDF徳元悠平
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 FC東京のDF徳元悠平(27)が16日の練習後に取材対応し、J1初ゴールを含む1得点1アシストでチームを勝利に導いた12日の川崎F戦を「国立競技場は代表選手にならないとプレーできないと思っていた。高校生の時の悔しさ、あの時はピッチに立てなかったので、凄く楽しい時間を過ごせました」と改めて振り返った。

 試合後にはLINE(ライン)で100通以上のお祝いメッセージが届いたようで「活躍したんだなと、さらに実感できました」と笑顔。試合後のインタビューで「おばあちゃんやったよ!」と感謝を伝えた祖母(澄子さん)とも、試合翌日に連絡を取り、「“ありがとうね~泣いたよ~”」と言われたという。

 澄子さんは那覇西高時代、毎朝5時起きで弁当を作ってくれた大好きな祖母。「今でも2か月に1回、沖縄そばを作って送ってくれる。中身汁(沖縄県“中身”と呼ばれる内臓を使用した郷土料理)も作って冷凍して送ってくれる」ようで、「今回はいいタイミングで点も取れて、頼みやすいですね」と笑った。

 次戦は20日に5連勝と波に乗る鹿島とアウェーで対戦する。「ちょっとしか返せてないと思うんで、しっかり恩返したいなと思います」と、祖母にもさらなる活躍を誓った徳元は「鹿島戦に勝って、“お前の活躍があったからだよな”と言われるように、いまはトレーニングに集中できています」と前を見据えた。 

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