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セルティック通算50得点で連覇演出の古橋「自分の中では大きなもの。ファンの笑顔を見るのが仕事」

[ 2023年5月8日 09:51 ]

スコットランド・プレミアリーグ   セルティック2―0ハーツ ( 2023年5月7日    英国・エディンバラ )

ハーツ戦で先制点を決めて勝利に貢献した古橋亨梧(AP)
Photo By AP

 セルティックのFW古橋亨梧(28)がハーツ戦で先制点を決めて2―0の勝利に貢献し、4試合を残してチームを2季連続53度目の優勝に導いた。後半22分にMF旗手怜央(25)の右からの折り返しに左足を合わせて押し込んだ。リーグ戦で得点ランク首位を走る古橋は24点と数字を伸ばし、欧州主要リーグで日本人初の公式戦30得点を達成。さらに加入2年目のセルティックで通算50得点とし「自分の中では大きなもの。難しい試合の中でゴールを決められたのはみんなのおかげ。チームに貢献できて良かった」と振り返った。

 敵地で前半を0―0で折り返し、ハーフタイム直前に相手が退場で10人となってからも得点できない時間帯が続いた。その中で均衡を破って優勝を呼び込み「90分を通して凄いタフな試合。一生懸命戦った結果、チャンピオンになれた」と息をついた古橋。敵地まで駆けつけたサポーターと喜びを分かち合い「勝ってみんなの笑顔を見るのが僕たちの仕事。ああいう笑顔を見るために頑張ってきたので良かった」と続けた。

 既にリーグ杯を制している中で3季ぶりの3冠に王手をかけ、6月3日には2部インバーネスCTとのスコットランド杯決勝に挑む。公式戦残り5試合となった終盤戦を見据え「気を引き締めて決勝まで一つになって戦って、いい結果で終われるように頑張りたい」と力を込めた。

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