FC東京・バングーナガンデ佳史扶　右膝負傷から復帰へ「いい形で練習に入れた感覚はある」

A代表デビューを飾った3月28日のコロンビア戦で右膝を負傷して以来の復帰戦となる22日のアウェー広島戦へ向け、取材対応するFC東京の日本代表DFバングーナガンデ佳史扶
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　ケガで戦列を離れていたFC東京の日本代表DFバングーナガンデ佳史扶（21）が、21日のアウェー広島戦の遠征メンバー入りを果たした。

　A代表デビューを飾った3月28日のコロンビア戦で右膝を負傷。全治約4週間と診断されたが、今週の練習から全体練習に復帰。21日の練習後に取材対応した左サイドバックは「3週間ちょっと離脱していたけど、いい形で練習に入れたという感覚はあります」と、順調な回復ぶりに笑顔を見せた。

　成長著しいパリ五輪世代の左サイドバックで、昨年のW杯カタール大会で4大会連続出場を果たした長友佑都も認める逸材。3月の森保ジャパン第2次政権の初陣で初招集された。バングーナガンデはこの日、3月の代表活動について「シンプルな技術だったり、全てのレベルをもっと上げなきゃいけないと代表に行って痛感した。海外では、日本よりも1対1の場面が増えるよという話をいろいろな先輩が話していた。そういうところの対人の強さだったりは、コロンビア戦に出てみて、もっと上げていかないといけないと思いました」と振り返った。さらなるレベルアップへ、大きな刺激を受けた様子だ。

　コロンビア戦ではブライトンで大活躍する三笘薫（25）と同サイドでコンビを組んだ。「元からプレミアリーグのブライトンのサッカーが面白いので見ていたので、一緒にやっているのは何か不思議な感覚でした」とバングーナガンデ。さらなる飛躍への再スタート切る広島戦へ「広島はみんなインテンシティーが高く、個々の能力が高いチーム。そこで個人でこっちが上回ることができれば、去年も勝てているので、そこは自分の中では楽しみです」と意気込んだ。