新ミラン　名門復活4強！06～07年V以来の進撃、FWレアン「夢に一歩近づいた」

欧州CL準々決勝・第2戦   ACミラン1ー1（2戦合計2ー1）ナポリ （ 2023年4月18日 ）

ミランのFWラファエル・レアン
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　ACミランは18日、敵地でナポリと1―1で引き分け、2戦合計2―1で準決勝に進出した。昨季セリエAで11季ぶりの王座奪回を果たした名門が、今季は欧州最高峰の大会で16季ぶりの4強入り。連覇を狙うRマドリードはチェルシーを2―0で下し、2戦合計4―0で3季連続の準決勝進出を決めた。

　優勝した06～07年シーズン以来の4強。演出したのはACミランの復活を象徴する23歳のFWレアンだった。

　「ミランでCLを優勝するという夢に一歩近づいた」と語ったアタッカーは前半43分に70メートル近いドリブルで先制点をアシスト。セリエAで首位を独走するナポリ撃破を支えた。

　11季ぶりに国内リーグを制した昨季は加入3年目でリーグMVPに輝いた。名門再建の切り札として中長期的な視点で採用された若手補強の成功例で22歳の司令塔トナリ、25歳のDFエルナンデスらと主軸に成長。この日はチーム全体で守備を意識し、シュート数6―23の劣勢を最少失点でしのいだ。19年から指揮を執るピオリ監督は「ここで立ち止まるつもりはない」とさらなる進撃を見据えた。