FC東京・渡辺凌磨「得点とアシストに尽きる」15日ホームC大阪戦へ意気込み

12日の練習後に取材対応するFC東京のMF渡辺凌磨
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　FC東京のMF渡辺凌磨（26）が12日の練習後に取材対応し、「得点とアシストに尽きる」と、今後の巻き返しへ強い意気込みを語った。

　J2山形から加入して3シーズン目となる今季、2月26日の柏戦で初先発。フル出場したものの、ケガを負い、検査の結果、左外傷性腎損傷（ひだりがいしょうせいじんそんしょう）で全治約4週間と診断された。

　今月9日の湘南戦でようやく復帰し、後半の45分間プレー。「率直に楽しかったです。サッカーは楽しいなと思った。サッカーできるありがたみを感じた」という。

　今後は徐々にプレー時間を増やしていく方針。チームは現在、3試合勝ちなしとなかなか波に乗り切れていないが、ここに来て渡辺を含めケガ人が続々と復帰しており、背番号11も「選手がどんどん帰ってきて、できることも増えたし勝たないといけない。練習のときのコミュニケーションなど、細かいところを妥協せずに勝ちにこだわってやっていけば、結果は付いてくると思っています」と前を向く。

　15日にはホームでC大阪と対戦する。昨年10月の対戦では、プロ初となるハットトリックを達成した相性のいい相手。「湘南戦は点を狙いに行っていて、あのシュートが決まっていればというのはあった。そこを途中出場でも突き詰められていれば、点は取れると思う。そこを今季の最初に課題に挙げていたので、引き続きやっていきたい」。かつてドイツでプレーした経験を持つMFが、4試合ぶりの白星を狙うC大阪戦で浦和との開幕戦以来となるゴールを狙う。