神戸・汰木　今季初ゴールだ2発「ホッとしました。焦りもあったし、結果を出すためにもがいていたので」

明治安田生命J1第6節   神戸3－0京都 （ 2023年4月1日    サンガスタジアム ）

神戸・汰木（右）
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　神戸が昨季2戦2敗だった京都を3発で退け、ガッチリと首位をキープした。後半10分、ゴール前のこぼれ球をMF汰木が右足ダイレクトで沈め、先制点となる今季初ゴール。同23分にはMF佐々木のクロスから右足ヒールで鮮やかに2点目を奪い、チームの2連勝に貢献した。

　「ホッとしました。焦りもあったし、結果を出すためにもがいていたので」。2得点の背番号14は安どの表情を浮かべた。今季は開幕から先発出場を続けていたが、目に見える数字を残せず、前節は先発落ち。抱えていた悔しさ、そして古巣浦和のMF明本が2戦連発と活躍していることも発奮材料だった。

　後半35分には元日本代表FW大迫が今季3得点目でダメ押し。守っては今季4度目の完封で締めくくった。残留争いに巻き込まれた昨季から一転、今季は首位を快走する。前線で存在感を示した元日本代表FW武藤は「全員がポジティブにプレーして、誰かがミスをしてもカバーできているのが結果につながっている」と胸を張った。（西海　康平）