×

プレミア日本得点記録更新の三笘「超えられたのは良かったが、まだまだいける」

[ 2023年4月2日 09:25 ]

イングランド・プレミアリーグ   ブライトン3―3ブレントフォード ( 2023年4月1日    英国・ブライトン )

今季7点目を挙げた三笘。ガッツポーズをしながら歓喜のジャンプ(AP)
Photo By AP

 ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)がホームのブレントフォード戦で今季リーグ戦7点目のゴールを決め、プレミアリーグでの日本人シーズン最多得点記録を更新した。0―1の前半21分にGKからのロングキックに反応して相手DFの裏を取ると、ペナルティーエリア左手前で後方からの弾むボールを右足ダイレクトで浮かせ、相手GKの頭を越える同点ループ弾を決めた。

 香川真司(34=C大阪)がマンチェスターU時代の12~13年、岡崎慎司(36=シントトロイデン)がレスター時代の17~18年に記録した6点を超える一撃で、今季公式戦通算でも10得点を達成。2月28日のFA杯ストーク戦から続けてきたゴールかアシストの記録を公式戦6試合連続に伸ばした。

 三笘はゴールを振り返り「ダイレクトで打ってくださいというキーパーの素晴らしいボール。彼のパスなしではできなかった。チームとして、あそこは狙えというのは常に言われてる。それがうまくいったということ」と満足げ。「(相手の)キーパーが迷っていて、もう(前に)出ないって分かった。どれぐらい下がるか見ていたが、下がりきれなかったので、もう“ループの方がいいかな”という感じだった」と続けた。

 香川、岡崎の日本人得点記録更新には「そこを超えられたのは良かったが、まだまだいける。たくさん試合があるので、勝利に貢献できるプレーが一番。そのために、もっともっと1試合2点以上できればいい。今日のような試合でもっと違いを出さないと」とさらなるゴールを誓った。

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月2日のニュース