FC東京のDF徳元悠平　4月1日アウェー鳥栖戦でJ1デビューの可能性高まる

4月1日のアウェー鳥栖戦でJ1デビューするDF徳元悠平
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　FC東京のDF徳元悠平（27）が、4月1日のアウェー鳥栖戦でJ1デビューする可能性が高まった。日本代表に初招集されたバングーナガンデ佳史扶（21）が、A代表デビューを飾った28日のコロンビア戦で右膝を負傷。欠場が決定的となったことでチャンスが巡ってきた。26日のルヴァン杯京都戦で今季初先発を飾り、アシストをマークするなど活躍。背番号17のレフティーは「ルヴァン杯の大勝の後ということもあるので、楽しみと自信しか今はない」と目を輝かせた。

　侍ジャパンが優勝を果たしたWBCにも刺激を受けた。米国との決勝戦前には、大谷翔平が「憧れてしまっては超えられない。僕らは超えるために、トップになるために来たので、きょう1日だけは憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう」とチームメートにゲキ。昨季までJ2までしかプレー経験のなかった徳元にもその言葉が響いたようで「本当に世界の長友佑都だったので、それに憧れてちゃ試合にも出られないよねとあの言葉を聞いて感じた。いい意味で、スッキリしてプレーできている」と言う。

　鳥栖にはリーグ戦で7連敗中。それでも徳元は「去年まで僕はいなかったので、僕には関係ないデータでもある」ときっぱり。「みんなをどんな形でも助けられたと思う」と並々ならぬ闘志を燃やした。